異伝〜”第六使徒”エオリア・フォーリア〜
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
れだけ苦労させられたことか……………あんたの気持ち、あたしにもわかるわよ。」
エヴリーヌの文句を聞いたマリーニャは疲れた表情で溜息を吐いた。
「……でも、今のリフィアには弱点があるしね。仕返しにエリゼに言いつけて、しっかりと怒るように言っておこうっと。キャハッ♪―――じゃあね。」
そしてエヴリーヌは呟いた後転移魔術でその場から消え
「あのリフィアに弱点ねえ……?本当かしら??みんなー!ご主人様から便りが来たわよ!!」
エヴリーヌが消えると手紙を手に取ったマリーニャは苦笑しながら呟いて首を傾げた後、屋敷に入って屋敷内でそれぞれ掃除をしている2人に報告し
「本当ですか!?」
「マリーニャさん、早く聞かせてくださいです〜。」
掃除をしていたシュリは驚き、サリアは明るい表情で言った。
「今、読むから待ってなさい。なになに…………………へ??」
サリアの言葉を聞いたマリーニャは手紙の内容を読んだ後呆けた声を出し
「マリーニャさん、どうしたのですか?」
マリーニャの様子を見たシュリは不思議そうな表情で尋ねた。
「えっと……………異世界で”使徒”が一人増えたって書いてあるんだけど……………」
「……………え…………………」
「ふえ〜?」
そして表情を引き攣らせながら言ったマリーニャの言葉を聞いたシュリは固まり、サリアは首を傾げ
「「えええええええええええええええええ〜〜〜〜〜っ!?」」
我に返ったシュリとマリーニャは驚きの表情で同時に声を上げ
「わ〜……このお屋敷に住む人が増えるんですね!?サリア、嬉しいです〜。」
ある事に気付いたサリアは無邪気な笑顔を浮かべた。
”神殺し”セリカ・シルフィルの”第六使徒”となったエオリア・フォーリア。彼女の存在はセリカの他の”使徒”達やリウイ達を驚かせ………後に彼女はクロスベルで起こる大きな戦いに”遊撃士”として、”使徒”としてセリカ達と共に挑む事になる……………………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ