異伝〜新たなる”使徒”の誕生〜
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なりたいとは……お主、セリカと共に生きて行く覚悟はあるのか!?」
(まったくだの。皆、それぞれセリカと共に生きていく事を望んで”使徒”になったというのに………まさかセリカの事は一切考えず、自分の都合のみで”使徒”になりたいとは、呆れ果てててものも言えんだの。)
「……今の生活を捨て、世界中から命を狙われている”神殺し”である俺と永遠の時を生きて行き、戦い続ける覚悟はあるのか?」
レシェンテは呆れた後エオリアを睨み、ハイシェラは呆れた表情をし、セリカは真剣な表情で尋ねた。
「その事なんですけど………まことに勝手な申し出ですが、10年……いえ、5年の間だけでいいので遊撃士を続けさせてください。5年経つまでには身辺整理も終わらせておきますし、ちゃんと遊撃士も辞めて、セリカさんに誠心誠意お仕えします。…………勿論、永遠の時を生き続け、戦い続ける覚悟もあります。圧倒的な”力”を手に入れるには必ず”代償”が必要な事や”力”を与えてくれるセリカさんに”報酬”を支払うのは当然のことですし。」
尋ねられたエオリアは申し訳なさそうな表情で答えた後、決意の表情でセリカを見つめた。
「エオリアさん。親しい人達が年老いて死んでいくのに対して、自分は何も変わらずただ見ていく事しかできず、永遠に変わらない自分の姿に人々から恐れられる永遠の時を生き続け、世界中の人達と戦い続ける事はとてつもない”修羅”の人生………そんな人生を本当にそんな理由だけで生きていけるのですか?」
エオリアの説明を聞いたリタは真剣な表情で尋ねたが
「ええ、もう決めたことだから。……それに可愛いリタちゃんとレシェンテちゃんがずっと一緒っていう人生も私にとっても本望だから、大丈夫よ♪」
「あ、あはは…………元の世界に帰れば私は”冥き途”の仕事がありますから、常に一緒という訳じゃないのですが…………ま、まあ理由がどうあれ、主の仲間になるのでしたら私は別にエオリアさんが主の”使徒”になっても構いませんよ。機会があれば、ナベリウスも紹介しますね。エオリアさんならきっとナベリウスの事、気に入ると思いますし。ナベリウス、とっても可愛いですから。」
自分達に微笑みながら言ったエオリアの言葉を聞いたリタは冷や汗をかいて苦笑し
「本当!?フフ、一体どんな娘なのか今から楽しみね♪」
リタの言葉を聞いたエオリアは表情を輝かせた。
「ええい、リタ!何を他人事のように!お前は元の世界に帰っても”冥き途”に逃げられるからいいが、元の世界に帰っても常に一緒にいる事になるわらわの身にもなってみろ!?」
一方レシェンテは疲れた表情で言った後リタを睨んだ。
(あの娘はお前に仕える事は”契約”のようにしか感じていないようだな、セリカよ?……………まあ、我の
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