外伝〜真の”戦鬼”〜
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ワジは真剣な表情で呟いた後口元に笑みを浮かべ
「もしかしてあの人がヴァイスさんが言っていた協力者――――ガルムスさんではありませんか?」
「あ、ああ。局長から聞いた特徴とも一致しているし間違いないだろう。それにしても………凄いな………」
驚きの表情で呟いたティオの言葉にロイドは戸惑いながら頷いた後、信じられない表情でガルムスを見つめ
「まさかあんな見た目はジジイにしか見えない奴が叔父貴と互角以上に戦うなんて……あ、ありえねえ………」
「”赤い星座”の副団長さんもそうですが、あのガルムスさんという方からはそれ以上のとんでもない闘気を感じますね………」
ランディは信じられない表情でガルムスを見つめ、ティオは疲れた表情で言った。
「―――何者だ、貴様らは。」
その時聞き覚えのない声が聞こえ、声を聞いたロイド達が声が聞こえた方向に視線を向けるとそこにはベルがロイド達を睨んでいた。
「に、人形!?」
「もしかして先程わたし達が見たリューンという名前の人形みたいな人?と同じ存在なのでは?」
(やれやれ……まさかこんなとんでもないレベルの古代遺物が2体もいるなんてね。下手したらまだいそうだね。)
ベルを見たエリィは驚き、ティオは興味深そうな表情でベルを見つめ、ワジは心の中で溜息を吐いた。
「そういえば局長が言ってたな……人形みたいな存在が一緒にいるって。えっと……俺達はクロスベル警察、特務支援課の者です。局長―――ヴァイスハイト局長の指示によって、こちらに来たのです。」
ロイドは呆けた表情で呟いた後、ベルに名乗り上げた。
「……ヴァイスハイトの部下か。大方あの建物内にいると思われる猟兵達の撃退にきたのだろうが……今はそこでマスター―――ガルムス様の戦いを一切手出しせずに見ていろ。」
「へっ!?」
「な、何でですか!?ここは加勢すべきでしょう!?相手はあの”赤の戦鬼”なんですから!」
そしてベルの話を聞いたロイドは驚き、ノエルは驚いた後真剣な表情で言った。
「愚か者!この戦いは”戦鬼”と呼ばれるマスターにとっても自分の名を賭けた誇り高き戦い!その戦いは誰であろうとも邪魔をする事は許さん!もしマスターの戦いを邪魔するというのなら………私が相手をする!」
ノエルの言葉を聞いたベルはロイド達を睨んで怒鳴った後、全身に膨大な闘気や魔力を纏って槍を構えてロイド達を睨み
「……っ!」
「とんでもない魔力や闘気です………」
「その人形モドキにも驚いたが、あの爺さんも”戦鬼”って、そっちの方が驚きなんだが……………」
睨まれたロイドは息を呑み、ティオは信じられない表情で呟き、ランディは驚きの表情でガルムスを見つめ
「という
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