第91話
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ランディは疲れた表情で溜息を吐き、ノエルは微笑み、ワジは心の中で溜息を吐き
「エオリアさんが見たら、目の色を変えそうね。」
「というか、絶対に自分の物にしようとするんじゃないですか?」
苦笑しながら言ったエリィの言葉に続くようにティオはジト目で言った。
「と、とにかく俺達は先を急ぎます。―――そうだ。ルファ姉、ギレゼル!!」
気を取り直したロイドは苦笑しながら言った後ルファディエルとギレゼルを召喚し
「……二人は局長達の援護を頼む。」
「わかったわ。」
「おうよ!任せておけ!」
召喚した2人にそれぞれ指示をし
「―――メヒーシャ!!」
「―――ラグタス!!」
「出番だ、エルンスト!!」
それを見たエリィ達もそれぞれ契約している者達を召喚し
「お願い、メヒーシャ。少しでも早く戦いを終わらせるために貴女も局長達と共に戦って!」
「ああ!」
「……今こそ貴方の力をクロスベルを守る為に振るってあげてください、ラグタス。」
「うむ。」
「派手に暴れまくれっ、エルンスト!敵は一人残らず殺せっ!!」
「あっはははははは!その言葉、待っていたよ!」
そしてそれぞれの契約している者達に指示をした。
「よし!みんな、IBCビルに急ぐぞっ!」
それを見たロイドは仲間達を見回して号令をかけ
「おおっ!!」
ロイドの号令に仲間達は頷いた後IBCビルに向かい
「さあさあさあっ!楽しい楽しい戦争の始まりだっ!!」
エルンストの号令と共にルファディエル達はヴァイス達と共に戦闘を開始した!
〜IBC〜
「うわああああああああああ――――ッ!!」
ロイド達がIBCに向かったその頃、IBCの職員達は悲鳴を上げながら建物から逃げ出し
「げっ、あの赤毛は!?なんで連中のボスがこんなとこを攻めるんだよ!?」
「とにかく逃げるよ、ヨナ君!!」
ヨナは口元に笑みを浮かべて悲鳴を上げて逃げている職員達を見つめているシグムントを信じられない表情で見つめ、それを見たロバーツはヨナの手を引いてその場から走り去って行った。するとその時
「―――フフ。この状況でここに来るとは……その様子だと貴様らがこの”戦鬼”を相手してくれるのか?」
シグムントは好戦的な笑みを浮かべて避難する職員達と入れ違いに走って来たガルムスと側にいるベルを見つめた。
「……貴様が”赤の戦鬼”とやらか?」
シグムントに見つめられたガルムスは真剣な表情でシグムントを見つめて尋ねた。
「いかにも。」
「この街の襲撃を計画した主犯は貴様か?」
「フフ………それを聞いた
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