第91話
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噛みしめ
「迎撃を開始します!」
ノエルがサブマシンガンを構えたその時!
「発射!!」
「そこですっ!!」
「うおっ!?」
「ぐがっ!?」
女性とアルの声が聞こえた後、無数の砲弾が猟兵達の上空から強襲し、さらに猟兵達の背後からは銃撃が放たれて猟兵達を怯ませ
「リセル!行くぞ!」
「はい、ヴァイス様!」
「「ロードストライク!!」」
「ぐあっ!?」
「があっ!?」
そこにヴァイスとリセルが猟兵達の背後から強襲して絶命させた!
「っ!!」
それを見たロイドは目を見開いて息を呑み
「きょ、局長……………」
「…………………」
エリィは表情を青褪めさせ、ランディは目を細め
「………え。リ、リセルさんっ!?どうして貴女までこの時代に………!」
猟兵が殺された瞬間一瞬目をつぶったティオは恐る恐る目を開けてリセルに気付いて驚きの表情で叫び
「……あれ……その名前って…………………」
「確か局長の奥さんだった人の名前じゃなかったっけ?」
ティオの言葉を聞いたノエルは呆け、ワジは不思議そうな表情でリセルを見つめた。
「フフ、お久しぶりですね、ティオさん。今はこのような状況なので詳しい説明は省かさせてもらいますが……とりあえず私を含めたヴァイス様の”戦友”の方達が全員クロスベルに到着し、既に各地区にそれぞれ向かって敵軍の迎撃にあたっています。」
見つめられたリセルは微笑んだ後説明し
「ええっ!?」
説明を聞いたエリィは驚き
「……もしかしてさっき課長が言ってた局長達の”協力者”って………」
ロイドは呆けた表情でリセルに視線を向けた後ヴァイスに視線を向け
「ああ、リセル達だ。」
視線を向けられたヴァイスは口元に笑みを浮かべて答えた。
「こぉぉらぁぁぁ――――ッ!アルやエイダ様が戦っているのに、一人だけ休憩しやがるなぁぁっですの―――ッ!!」
その時、リューンが声を上げながらヴァイス達に近づき
「に、人形!?」
「しかも宙に浮いてるし、喋っています………!」
「お、おいおいおい……!一体どういう事だ、こりゃ!?」
「か、可愛い!人形工房で見たのとは比べものになりません!」
リューンを見たエリィやティオ、ランディは驚き、ノエルは嬉しそうな表情で声を上げた。
「今は細かい事は気にするな!セルゲイに連絡をもらって、ここに来たのか?」
エリィ達の様子を見たヴァイスは一喝した後ロイドに尋ね
「は、はい!」
尋ねられたロイドは頷いた。
「そうか。ならばお前達は先行してIBCビルに向かって、既にビルに向かっていった俺の”協力者”――――ガルム
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