暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜反撃の狼煙〜
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鬼”と思われる猟兵が多くの猟兵達を引き連れて向かっているそうです!」

「………一体何を考えているのでしょう?」

「IBCという事はミラ目当てかしら?」

フランの報告を聞いたアルとエルファティシアは考え込み

「……今は考えずに動くことが先決だ。――――ルイーネ。お前達、警備隊はどのように動く算段だ?」

真剣な表情のヴァイスは二人に言った後ルイーネに尋ねた。

「まずは今もオルキスタワー周辺で戦っているギュランドロス様達の加勢、そして襲撃された警察本部の救援に来たのだけど……ヴァイスさん達が撃退してくれたおかげで一つ手間が省けたわ。」

「なお、既に各地区に放たれている人形兵器や魔獣、猟兵達の掃討の為に警備隊員達を向かわせている所です。」

「そうか……―――ならば、ルイーネとパティルナはオルキスタワーに向かってギュランドロス達の加勢に。エルミナは警察本部の守りについてもらってもいいか?」

ルイーネとエルミナの話を聞いたヴァイスはルイーネ達を見つめて尋ね

「ええ、いいわよ。」

「……そうですね。敵にとっても警察本部は落としておきたい拠点の上、オルキスタワーへと続くこの行政区は最優先で抑えておきたい場所でしょうから、今後も激戦区だと考えられますしね。」

尋ねられた2人はそれぞれ頷いた。

「リセル達はどうするつもり?リセル達も使わないともったいないよ?」

その時パティルナはリセル達を見回して尋ね

「勿論、手伝ってもらうつもりだ。……皆、力を貸してくれるな?」

尋ねられたヴァイスは頷いた後リセル達を見回し、リセル達はそれぞれ了解の意の返事をした。

「メルキア四元帥や”魔導功殻”……そこに私達”三銃士”やギュランドロス様が加わったらまさに無敵の軍団のできあがりね♪うん、これで不足気味に考えられた肝心の”将”の数はの問題は一気に解決したわね♪しかもその中には政治に強い人達もいるから、私やエルちゃんも楽ができるわ♪」

「無敵の軍団はさすがに言いすぎだと思いますが………ヴァイスハイトとギュランドロス様が目指す”覇道”の道のりの大きな助けとなる事は事実ですね。」

「あははっ!ギュランドロス様が大喜びするのは間違いないだろうね♪あたし達”六銃士”、メルキア四元帥や”魔導功殻”に加えて各国の王や将達がこのゼムリア大陸で大暴れする時が楽しみだね♪」

リセル達の返事を聞いたルイーネは微笑み、エルミナは苦笑し、パティルナは無邪気な笑顔を浮かべた。

「―――よし。まずは………」

一方リセル達の様子を見たヴァイスは次々とリセル達に指示をし

「これより反撃開始だっ!集結した俺達の力………敵に存分に見せつけてやれっ!」

そしてリセル達を見回して拳を振り上げて号
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