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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜反撃の狼煙〜
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はヴァイスの妻の一人だったのだから。」

「こら!今、ネネカの名前がなかったぞ!」

マルギレッタは頬を赤らめて恥ずかしそうな表情をし、フェルアノは呆れ、フェルアノの言葉を聞いたネネカはフェルアノを睨み

「フン。この私がヴァイスハイトの恋人や友人だなんて、虫唾が走るわ。」

ナフカは鼻を鳴らした後嫌悪感を纏った様子でヴァイスを睨み

「あ、あの人達全員が……う、羨ましい〜!みんな、美女や可愛い娘達ばかりじゃないですか!しかも中には天使までいるし……!なんで局長ばかり……!一人ぐらい分けてくださいよ〜!!」

話を聞いていたレイモンドは驚いた後羨ましそうな表情でリセル達を見つめ

「というか全員、とんでもない強さだったよな……」

ドノバンは表情を引き攣らせていた。

「ヴァイス様………まさかその方”も”……?」

一方ヴァイスが親しい者にしか許していない”ヴァイス”という呼び方を呼んだフランに気付いたリセルは呆れた表情でヴァイスに視線を向け

「ああ、フランとも愛し合っている仲だぞ?」

視線を向けられたヴァイスは口元に笑みを浮かべて答え

「え、えーと……ヴァイスさんの恋人の一人のフラン・シーカーですー。同じヴァイスさんを好きな女の子同士仲良くしましょうねー?」

フランは戸惑った後無邪気な微笑みを浮かべてリセル達を見つめ

「ええ、よろしくお願いしますね。」

フランの言葉にリセルは苦笑しながら答えた。

「それよりヴァイスさん。気になっていたんですけど、どうして今までその人達の事を黙っていたんですかー?アルさん達の事はちゃんと教えてくれたのに。別に今更何人増えた所でヴァイスさんがあたしをちゃんと大切にしてくれていたら気にしませんよ?」

そしてある事が気になったフランは不思議そうな表情でヴァイスに尋ね

「……後で説明する。それより状況はどうなっている?何か新しい情報が入ったのか?」

尋ねられたヴァイスは苦笑しながら言った後、気を取り直して真剣な表情で尋ねた。



「あ、はい。現在オルキスタワー周辺では敵の主力部隊と思われる部隊とダドリー捜査官率いる警官隊やギュランドロス司令率いる警備隊達、そしてアリオスさんがそれぞれ戦闘中で、さらに先程ラギール商会の店舗が爆破されたという情報が入って来ました!」

「何……?カーリアンもいるのにみすみすとやられたのか?」

「報告を聞く限り、どうやらメンフィル兵達が戦闘に夢中になっている隙を狙って、店舗の裏手に回った猟兵達が店舗を爆破したようです。」

「フム……………その後ラギール商会の面々はどこに行った?」

「どうやらどこかに去ったようです。それともう一つ重要な情報が入ってきました。IBC方面に”赤の戦
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