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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜奇跡の再会〜
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勝機は必ずある。決して諦めるな。」

ヴァイスに続くようにエイフェリアとガルムス、オルファンは武器を構え

「フッ……かつては叶う事のなかったメルキア四元帥が集結し、共闘する事になるとはな…………面白いっ!」

ヴァイスは静かな笑みを浮かべた後叫んだ!



「当然、エイダ様はリューンが守るですの!」

「加勢します、マスター!」

「……私はどうする、オルファン?」

一方リューン、ベル、ナフカはそれぞれ申し出たが

「お前は儂たちの戦いを邪魔しようとする不届きもの達を滅せよ、ベル。」

「リューン、お前もだ。」

「お前もベル達と戦うがいい、ナフカよ。その方が効率的だ。」

「ハッ!ご武運を!」

「わかりましたですの!」

「……わかったわ。」

それぞれの主の答えを聞いて頷いた後アルの側にいき

「さあ、アルよ!我らも全てが集いし”魔導功殻”の力、見せてやるぞ!」

「みんなで協力してまた一緒に戦いますの♪」

「……こんなくだらない戦い、とっとと終わらせるわよ。」

それぞれアルに視線を向けて呟き

「ええ………”魔導功殻”の絆、今こそ見せつけてやりましょう……!」

アルは力強く頷いた。

「我が王よ!再び、貴方を守らせて頂きます!」

「全く…………私の後を継いだのだから、貴女の方が”王”だというのに……ま、メイメイらしいわね。」

一方自分に走って近づいて敵達に向けて武器を構えているメイメイの言葉に呆れたエルファティシアは苦笑した。さらにネネカはアイネス、リセルはエンネア、ラクリールはデュバリィと対峙し

「お前、他の奴等と違ってそれなりに強そうだな!仲間を守る為に強い奴はネネカが全員殺す!」

「フン、この私に格闘技で挑むとはな………あの拳士である遊撃士のように我等”鉄機隊”に挑む事がどれほど無謀な事か教えてやる!」

「ヴァイス様達の命を脅かそうとした事……絶対に許しません。」

「ふふっ……我が魔弓の前にひれ伏すがいいですわ。」

「我が主に忠誠を再び捧げる証として、貴様の首を貰い受ける!」

「フフ、我が”神速”についていけますかしら?」

そして対峙した者達はそれぞれ武器を構えて戦闘を開始し

「蛇の使徒が七柱、”鋼”のアリアンロード………大いなる”盟主”に”義”を示すがため、ここに壁として立ち塞がらん。」

ヴァイス達と対峙したアリアンロードは名乗り上げ

「メルキア四元帥の一人、センタクス領主、ヴァイスハイト・ツェリンダー。」

「同じくメルキア四元帥の一人、バーニエ領主、エイフェリア・プラダ。」

「メルキア四元帥が一人にしてディナスティ領主、メルキア帝国宰相オルファン・ザイルード。」
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