外伝〜奇跡の再会〜
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を見開いた後、静かな笑みを浮かべ
「……お待たせしました、ヴァイス様。アルちゃんやエルファティシア様も本当にお久しぶりですね。」
声の持ち主である女性―――リセルが微笑みながらエイフェリア達の背後から現れた!
「………色々と聞きたい事があるが、まずはそれよりも………再び俺の”覇道”に共についてきてくれるか?」
そしてヴァイスは口元に笑みを浮かべてリセルを見つめ
「フフ、愚問ですよ。例え生まれ変わろうと私はどこまでも貴方についていきます。」
見つめられたリセルは優しげな微笑みを浮かべ
「それは私達も同じですよ、ヴァイス様!」
「ああ!みんな、ヴァイスが大好きだからな!」
リセルの言葉に続くようにマルギレッタとネネカは笑顔で言い
「……まあ、一部は違うようだけど?……言っておくけど、ヴァイスを殺そうとしたらどうなるかわかっているわね?クライス。」
「あ、姉上!」
フェルアノに睨まれたクライスは慌て
「今はそんな事よりも敵を殲滅するのが優先じゃないかしら?」
「ああ、そうだな。」
周囲を見回して言ったナフカの言葉にヴァイスは頷いた。
「クッ……一体何者だ!?」
「”怪盗紳士”があんなにもあっさりやられるとは……!」
「何者でも構いませんわ!我が”鉄機隊”に勝利できるのはアリアンロード様のみですわ!」
一方エイフェリア達を見たアイネスは唇を噛みしめ、エンネアは驚き、デュバリィは叫んだ。するとその時
「……その者達を侮ってはいけませんよ。」
なんと素顔を現したアリアンロードが転移してきた!
「マ、マスター……!」
「何故、こちらに……!?」
アリアンロードを見たアイネスやエンネアは驚き
「………状況を見て、ここは加勢するべきかと思いましたので。」
「そんなっ!?まさか私達があのような者達如きに劣ると!?」
アリアンロードの言葉を聞いたデュバリィは信じられない表情をした。
「……彼らの武を侮ってはいけません。皆、貴女達……いえ、貴女達以上の強さを持つ素晴らしい戦士達です。”怪盗紳士”の敵討ちをするつもりはありませんが……お手合わせを願いましょうか?”黄金の戦王”。」
デュバリィの言葉に静かな口調で答えたアリアンロードはランスを構えてヴァイスを見つめ
「フッ。貴女のような美女、ぜひとも口説き落としたい所だが……生憎そうもいってられないほどの力の持ち主のようだな……!」
見つめられたヴァイスは静かな笑みを浮かべて武器を構え
「加勢してやるぞ、ヴァイスハイト。」
「うむ。その者だけは別格だ。我ら四元帥全員で挑まねばならん程の恐ろしき強者。」
「だが、どのような強者でも
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