4章〜運命のクロスベル〜 外伝〜鋼鉄の咆哮〜前篇
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こと………」
「ど、どうしてこんな………」
団員達は表情を青褪めさせていた。
「……っ………………」
するとその時イリアは意識を取り戻し
「イリアさん!?大丈夫ですか、イリアさん!?」
「……………シュリ……は……?」
声をかけるリーシャにイリアは弱弱しい声で尋ねた。
「ぶ、無事だよ……!イリアさんが助けてくれたからオレ……!」
イリアの言葉を聞いたシュリは涙を流しながらイリアに無事な姿を見せた。
「……そ……っ…………よかった………リー……シャ………次の……幕は………アンタだけで…………」
シュリの言葉を聞いたイリアは弱弱しい声で言った後意識を失った!
「イリアさんっ!?……イリアさんっっ!?」
「うわあああああああっ!!」
意識を失ったイリアを見たリーシャは悲鳴を上げ、シュリは泣き出し
「テオ、運ぶぞっ!」
「わかったッ………!」
団員達はイリアを運ぼうとした。するとその時!
「うっわー、そんなになってまで舞台が大事なんて……あはっ!やっぱりイリアは凄いよね!リーシャが拘る理由もわかるよ♪」
なんとシャーリィが上の足場から飛び降りて噴水の仕掛けに着地し、リーシャ達を見下ろした。
「……血染めの(ブラッディ)シャーリィ………」
「お、女の子……!?」
「だ、誰ですのっ……!?」
シャーリィを見たリーシャは呆け、団員達は混乱したその時、シャーリィは観客達の目の前に銃撃を放った!
「きゃあああああああああっ!?」
「じゅ、銃だっ!?」
「銃を持ってるぞ!?」
それを見た観客達が悲鳴を上げたその時猟兵達が背後から現れて舞台の前でそれぞれ天井に向かって銃撃を放った!
「ひいいいいいっ!!」
「た、助けてっ!女神さまあああああああああっ!!」
猟兵達の行動に観客達は悲鳴を上げた後避難を始めた。
「………あなた……………あなた達は………」
観客が非難し、団員達はイリアを運んで舞台から退場している中、リーシャは顔をうつむかせて膨大な殺気を纏い
「アハハ、そうそう!それが見たかったんだよ!まじりっけのない”強さ”!全力のリーシャ・マオをさ!」
リーシャの様子を見たシャーリィは嬉しそうな表情で笑った後なんと銀が持っていた剣をリーシャの前に投げ、投げられた剣はリーシャの前の床に刺さり
「それ、リーシャの部屋から持ってきてあげたんだよ?最高の舞台を用意したんだから思いっきり楽しもう!」
シャーリィの言葉を聞いたリーシャは無言で剣を抜き
「許さない……!!!シャーリィ・オルランドォォォォォッ!!」
膨大な殺気を纏ってシャーリィを睨んで叫び、シャーリィとの戦
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