第22話
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あら、残念♪ま、いいわ。―――おめでとう、エリゼお姉さん。レンはエリゼお姉さんとリィンお兄さんが結ばれた事に心から祝福するわ♪」
「あ、ありがとうございます………」
レンに祝福の言葉をかけられたエリゼは頬を赤らめて嬉しそうな表情で答えた。
「―――それじゃあ、レンも今夜は失礼するわ。おやすみなさい、エリゼお姉さん。」
「おやすみなさい。………レンさん、旧校舎の件も含めてレンさんから受けた御恩は一生忘れません。今日は本当にありがとうございました………!」
「ふふっ、どういたしまして♪」
そしてレンはエリゼが泊まっている空室から出た。
(…………うふふ、さっき読み取ったエリゼお姉さんの記憶によるとエリゼお姉さんとリィンお兄さんの両方にそれぞれかけた暗示はちゃんと成功したみたいね♪お陰でレンの暗示が使える事が証明されたわ。レンの暗示の実験に協力してくれてありがとう、リィンお兄さん、エリゼお姉さん♪)
部屋を出たレンはエリゼとの会話の間で”グノーシス”の力で読み取ったエリゼの記憶を思い出して二人にかけた暗示が成功した事を確認し、意味ありげな笑みを浮かべてエリゼが泊まっている空室に視線を向けた後自室に戻って明日に備えて休み始めた。
翌朝、エリゼはリィン達に見送られ、数日後に実技テストの日が来た――――――
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