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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
最終話 『卒業式』W
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トンファーを構え、こちらに接近してきた。

「「はあああぁぁぁぁっ! 」」

フィーディスクリーザーとブレイドトンファーが再びぶつかり合う。

「…………楽しいね」

つばぜり合いをしている最中、トウイがポツリと呟いた。

「…………ああ」

俺も、小さく呟くように答えた。そしてつばぜり合いから止め、お互い離れて距離を取る。

すると、フリーダムガンダムセレナFWから光の翼とヴァワチュール・リュミエールが消え、ガンダムトライエクシアUも元の状態に戻ってしまった。

機体はお互いボロボロ。ガンダムトライエクシアUは右肩と左腕、インフィニティブレイドシステムの左翼。武装もフィーディスクリーザーとインフィニティブレイドのみ。全身は所々に亀裂が入っている。
フリーダムガンダムセレナFWはバックパックそのものを失って機動力が落ちており、左腕は無くし、武装もほとんどない。あちらも無茶をしたのか、こちら程ではないが全身に亀裂が入っている。

しかし、あちらはアシムレイト状態でもあるため、さっきまでとは言えないが機体の性能は飛躍しているままだ。特殊システムの反動をお互い受けてるとはいえ、あちらの方がやや有利だろう。

「けど、そんなの関係ないよな…………」

フィーディスクリーザーに粒子を纏わせ、構える。
そんなことは今までだって沢山あった。けど、いつだって乗り越えてきた。なら、今回も同じだ。

「さあ、勝負をつけよう」

「ああ…………」

フリーダムガンダムセレナFWはブレイドトンファーを構え、ビームサーベルを発生させ長剣と化す。
しかし、それだけじゃなかった。ブレイドトンファーの周囲にピットが纏っていき、刀身はより長くなり、そして金色の(つるぎ)となっていった。それはまるで、ヴァルキリーフリーダムのエクスカリバーVと同じように。

それに対し、フィーディスクリーザーにこれまで纏わせてこなかった程の粒子を纏わせる。そのせいか、フィーディスクリーザーから溢れた粒子はガンダムトライエクシアUを包み、GN粒子とクリアパーツから溢れた粒子と混ざり合い、虹色の衣へとなっていった。

「……こういうのって、主人公が勝つってのが定番だけど、僕はそれを覆して勝つよ」

「ここでその発言はやめろ」

「アハハハハ。けど、それでも僕が勝つよ」

「いいや、俺が勝つ。お前はその定番なものに負ける運命なんだよ」

「アハハハハ。だったら、そのふざけた「言わせないからな? 」

言い切る前にストップを入れる。お前はことごとく危ない道を行こうとするな。最終話だからってやめろ本当に。

「まあそれはさておき。…………行くよ」

「ああ…………」

動き出しは同時。お互い最大の攻撃をぶつけた。体
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