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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
完全完結 ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
最終話 『卒業式』T
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の光が射してきた。

「……………あの時は本当にごめん。だから、またやり直そう。今回みたいなバトルじゃなくて、楽しそうにやっていたあの時みたいに…もう一度……」

「………………」

『BATTLE ENDED』

バトルを終えた後、ボロボロになった僕は医務室へと運ばれた。その時の事だった。

「………このままいくと前回倒れた時と同じことが起こると、僕の勘がそう言っているんだけど気のせいかな? 」

「何のことだが知らないが、その勘は多分当たりのようだ」

「へっ?…えっ!? 」

病室の入り口の方を見るとミサキ…じゃなくて、ユウキ君が扉に寄りかかりながら立っていた。

「……調子はどうだ?って言っても、やったのは俺だけどな」

苦笑しながら言ってきたその姿は、昔と何の変わりない、いつも見ていた懐かしい顔だった。

「お前の思い、確かに感じた。そのせいか身体の内側にあった色々な思いが吹き飛んでスッキリしたわ。たくっ…何言ってんだがな俺は」

「ユウキ君…。あの時は本当に……」

「言うな」

「えっ? 」

「もう気にしてねえよ。またお前と、全力でバトル出来たんだ。あの時のバトルの決着が、今日やっとついた。今はそれでいいだろ? 」

「………ありがとう…」

「それはこっちのセリフだ」





ーーー――





「お前回想に入るのはいいけど、せめて順番は守れよ」

「いや、流れ的にそうなったもので」

「とりあえず、話を元に戻しましょう」





ーーー――





合宿中のバトルロワイアルで戦った神奈川代表、本牧学園のニシヤマ サトル。鹿児島代表、我梅学院のミズノ サクラ。そして大会の二回戦で当たった千葉代表、上草学園のシライ ジン。

そして静岡代表、ガンプラ学園のイガラシ リュウ。

「……素晴らしい…素晴らしいぞ! 」

バトル終了直後、イガラシがそんなことを叫んでいた。正直ちょっと暑苦しいんだけど。

「サオトメ ヒロヤ!ミヤモト ユウ!好意を抱く。興味以上の対象だ! 」

「は、はあ…」

「えへへ。ありがとうございます! 」

高らかに宣言しながら指を指され、思わずたじろいでしまった。てかユウ。別にお礼言わなくていいと思うぞ?

「おっと失礼。つい興奮してしまった。ところでどうだ?この後も俺とバトルしていかないか? 」

「ん〜僕は構わないけど、ヒロヤはどうする? 」

「まあ別に構わないが…」

「そうか。では早速始め「イガラシーーー!!!どこだ!?お前勝手にどこ行ってやがる!!? 」…マズイ。すまない、私はここで立ち去らせてもらう。また会おう! 」





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