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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
完全完結 ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
最終話 『卒業式』T
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人のバトルに乱入して恥ずかしくないのか?てかトウイはどうした? 」

「いや、つい体が勝手に動いてしまってね。申し訳ないと思ってる。フリーダムは、先ほどのV2と同じようにフィールド外に出させてもらった」

トウイのガンプラはどうやらフィールドアウトにされたらしい。けど、この二人を簡単にフィールド外に出すコイツは何者だ?

「まあそんなことよりも、バトルを再開しよう。残念ながら、ファンネルは二人を出すために使いきってしまったから安心したまえ」

剣と盾を再度構え直すと有無を言わせないかのように、こちらに向かってきた。

そこから様々な攻防を繰り広げ、勝負はすぐについてしまった。

「はあぁぁぁぁ!! 」

粒子を纏わせて、剣撃の速度と威力を上げる。
それを一気に叩き込むと、ヨシナは盾で防戦一方だった。

「むぅ…」

「ああぁぁぁぁぁ!! 」

それを何度も繰り返していく。
勝機は今しかない!まだだ、まだスピードは上がる!

そうやってしばらく攻撃していると、勝負は突然ついた。

「はっ? 」

ケルサスガンダムがグラディウスを降り下ろし、相手は盾で受け流すと、スピードに乗っていたため、ケルサスガンダムごと前に倒れた。

「くうぅ! 」

起き上がろうとすると、ケルサスガンダムの首もとに剣を突きつけられていた。

「私の勝ちだ。なかなか楽しめたよ」





ーーー――





「お前たちが天之川学園の奴等か。話はヨシナさんから聞いている。黒いビルドバーニングの使い手は誰だ? 」

「ケルサスガンダムだけどな。ちなみに俺だけど…」

手をあげて名乗りをあげると、驚いた顔をされた。
おい。それはいくらなんでも失礼じゃないか?

「こんなガンダムのガの文字もまともに知らなく、ガンプラは素組でしか作れなそうで、バトルも素人みたいな奴が使い手かよ。宝の持ち腐れじゃねえの? 」

プチン

俺の中の堪忍袋のおが切れた。

「おい!いきなり初対面の人間にそんな事言うのかよ!?確かにお前の言う通り………いや当てはまり過ぎているけど、何様だゴラ?てか名を名乗れ!!そして俺に謝罪しろ!! 」

「おいおい………名ならさっき店長が言ってたろ?俺の名前はコムカイ ユウトだ。そして、夢弓学園のレギュラーメンバーの一員様だ! 」





ーーー――





「どうする?まだやるか? 」

「お、覚えてろよーーー!! 」

男は他の二人を連れて去っていった。

「なんてベタな捨て台詞を…大丈夫だったか? 」

「はい大丈夫です。助けてくれてありがとうございます」

「別に気にすんな。困っていたから助けただけだ」


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