その子誰?
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その子と寝てたっていつ!?マグノリアにいた時!?」
「知らないって!!君もそんなウソつかないでよ!!」
「ウソなんかついてないよ〜!!本当のことだよ〜!!」
ウェンディとよくわからないタレ目の少女二人に顔を近付けられている状況。ここから見た人は羨ましいと思うかもしれないけど、心当たりのない俺にとっては誰か助けて状態なのである。
「セシリー!!いい加減にしなさい!!」
身に覚えのない罪を擦り付けられようとしていたその時、廊下の方から一人の少女の声が聞こえてきて、全員がそちらを向く。
「「「「誰!?」」」」
しかし、またしても見たことのない人物だったため、茶髪の少女以外の四人の声が重なりあった。
「あら、ウェンディ、シリル、あなたたちなら私たちの匂いでわかるはずじゃない?」
「え?」
「匂い?」
小悪魔のような笑みを見せながらそう言う白髪の少女。俺とウェンディは顔を見合わせた後、俺は茶髪の、ウェンディ白髪の子の匂いを嗅いでみることにする。
「あれ?この匂いって・・・」
すると、少女たちの匂いには心当たりがあった。見た目が全然違っていたのと、突然のことで気付かなかったけど、もしかしてこの子たちって・・・
「セシリー!?」
「シャルルなの!?」
「ピンポ〜ン!!」
「えぇ、そうよ」
彼女たちの正体は、相棒のエクシードであるセシリーとシャルル。彼女たちはやっと気付いたからなのか、スカートの中から隠していた長い尻尾を取り出し、頭にしていたカチューシャを外す。
ピョコッ
その際、カチューシャがあった場所にエクシードの時の名残なのか、猫のような耳が姿を現した。
「言われてみると、声一緒だね」
「全然気付かなかったよ」
意識して聞いてみると、二人の声はエクシードの時と何も変わっていない。だけど、二人が人の姿になっているなんて夢にも思わなかったから、気にすることがなかったから分からなかったんだ。
「ラウルに教えてもらったのか?」
「そうだよぉ!!」
レオンが人間になった彼女たちに問いかけると、シャルルの後ろからオレンジ髪の猫耳少年、ラウルが顔を覗かせる。
「最近どこかに行ってたのって・・・」
「うん!!ラウルから変身魔法を教わってたの〜!!」
「こんなに早くできるなんて、変身魔法も大したことないわね」
わずか数日であっさりと変身魔法を修得したセシリーとシャルルは得意気に胸を張る。しかも二人は体の質量を変えることができているということは、上級の変身魔法を使えるようになったのか?聞いた話だとナツさんやルーシィさんでも苦戦した魔法なのに・・・この二人はセンスの塊だったのかもしれん。
「でもなんで変身魔法を?」
感心していると、シェリアが感
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