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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第88話
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!?」

背後の空から強襲して放ったメヒーシャのクラフト―――雷光撃によって背中を斬られ、背中を斬られたシャーリィは背中から血しぶきを上げながら声を上げた。するとその時ラグタスがシャーリィの前方に現れ

「フン!!」

拳を構えた状態でとてつもないスピードでシャーリィに強襲し

「!!」

ラグタスの攻撃をシャーリィは武器で受け止めたが

「わあっ!?」

ラグタスの拳は武器では受けとめきれず、吹っ飛ばされ、空中で受け身を取りながらラグタスに銃撃を放って命中させたが、鍛え上げられた筋肉によって鋼よりも固いラグタスは一切傷つかず

「オオオオオオオオオオオ―――――――――ッ!!」

ラグタスは銃弾を受けながらシャーリィに突撃し

「受けるがいい……!殺!劇!舞!荒!拳!!」

「うわ……!?」

Sクラフト―――殺劇舞荒拳による怒涛の連撃でシャーリィの顔面や身体の到る所を攻撃し

「終わりだっ!!」

止めの一撃を顔面に向かって放ち

「っ!!ガッ!?」

ラグタスが止めの一撃を放つ瞬間、武器で防御したシャーリィは吹っ飛ばされた!さらにロイド達はいつでも追撃できるようにそれぞれの武器を構えてランディの前に立ち

「お前ら……」

「クク、やっぱり来たね。」

ロイド達を見たランディは呆れた表情で溜息を吐き、エルンストは口元に笑みを浮かべた。



「シャ、シャーリィ様!!」

「馬鹿な……ここまでやるとは……!」

ロイド達の連携攻撃によって一方的にダメージを受け続けたシャーリィの様子を見た猟兵達は慌て

「あははははっ!いいねぇ!面白いじゃん!どっちかが死ぬまで徹底的に殺し合いところだけど……とっておきのご馳走の前にデザートばかりも何だしね。」

顔や身体に痣を作り、背中から血を流しているシャーリィは好戦的な笑みを浮かべてロイド達を見つめながら言った。

「え………」

シャーリィの言葉を聞いたエリィが呆けたその時

「あ……!」

何かに気付いたティオがある方向―――自分達が出てきた旧鉱山を見つめた。すると旧鉱山からミレイユ率いる警備隊員達が次々と現れた!

「ミレイユ三尉……!」

「き、来てくれたんですか……!」

ミレイユ達を見たロイドとノエルは明るい表情をし

「ええ、あなた達の課長から司令と副司令宛てに連絡があってね。―――敵部隊を確認!これより殲滅作戦を始める!ただしマインツ奪還と安全確保の最優先とせよ!」

ミレイユは答えた後警備隊員達に指示をし

「イエス・マム!」

警備隊員達は答えた後突撃しながら猟兵達に銃撃を放ち

「フフッ、それじゃあまたね〜!またすぐにでも会えそうな気がするけど!」

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