第84話
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はいつも助けられているわね……」
「……ですね。」
「……さすがはランディさんです。」
エリィは微笑み、エリィの言葉にティオとセティは頷いた。
「ま、今日は湖の方でもとんでもない連中と出くわしたし。早めに食事を済ませて休んだ方が明日のためになるかもしれないね。」
「……明日になれば、状況が動き出すかもしれませんしね。」
「ああ。こんな状況、長続きはしないよ。」
ワジとエリナ、リィンはそれぞれ意見を言い
「そうだな……―――よし。それじゃあ鍋を始めよう。キーアが準備してくれたから肉、魚、野菜―――タップリある。たくさん食べて、早めに休んで……明日に備えよう!」
ロイドは静かな笑みを浮かべた後仲間達を見回して言った。
「おお!」
「いただきます!」
「キーアちゃん、後は私達に任せてお腹いっぱい食べてね?」
「……うんっ!」
「ツァイトはお肉とお魚を後で冷ましてあげます。」
「グルルルル……ウォン。」
ティオの言葉を聞いたツァイトは返事をしたが
「フフ、勿論野菜もたっぷりと食べて下さいね?」
「肉や魚ばっかり食べていたら健康に悪いわよ〜?」
「………………………」
微笑みながら言ったセティとからかいの表情で言ったエルファティシアの言葉を聞いて黙り込み
「アハハ!さすがのツァイトも嫌いな食べ物には弱いんだっ♪」
「意外な弱点だな……」
ツァイトの様子を見たシャマーラは笑い、リィンは口元に笑みを浮かべ
「好き嫌いはダメですよ、ツァイト。」
ティオはジト目でツァイトを見つめて言い
「グルルルル……………ウォン。(やれやれ……”神狼”の我は病気にはかからないのだがな……)」
見つめられたツァイトは内心呆れながら弱弱しい様子で吠えた。その後食事を終え、片づけを終えたロイド達はそれぞれ眠りはじめたがある人物は自室である物を見つめていた。
「……………………………」
ある人物――――ランディは真剣な表情で黙ってIBCでウィルにもらったブレードライフル――――”バルディッシュ”を黙って見つめ
「……ちと惜しいが、お前を連れていくのはやめとくよ………作った人に申し訳ねぇからな……短い間だったがお前と戦えて楽しかったぜ。俺なんかよりいい使い手に出会う事を祈っているぜ。」
静かな笑みを浮かべて呟いた後立ち上がり、荷物を肩に担いで部屋を出て行き、支援課のビルを出た。
「―――行くのかい?」
ランディが支援課のビルを出たその時、少年の声が聞こえ
「お前か……」
声を聞いたランディは複雑そうな表情をした後声が聞こえた方向―――壁にもたれかかっているワジを睨み
「ったく、な
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