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*ヒキニートの俺が異世界に行ってしまった様です。*
第2話『奏真と少女』
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-目が覚めると俺は見知らぬ岩場に倒れこんでいた。「う…ここは、一体何処だ…!?おい!神!?出てこい!」『んもぅ…何さ?そんな叫んで…?』能天気な声をしてひょこっと出てきた。俺の目の前、唇が触れそうなほどすれすれに。「わぁぁっ!?…な、なにしてんだよ!?」『えぇー?君が出てこいっていったんじゃん?』どこに出てきてるんだ、この神は…「あ、そういやお前名前とかあるのか?あと性別とか?」『ん、ボクの名前は、メトって言うんだ!ちなみに、性別なら女の子だよ♪ほら証拠〜』そういってメトは服をたくしあげ胸を見せた。「ブフォッ!!な…なにしてんだよ!?仕舞えバカ!誰かに見られたらどうするんだよ!?」『あ、誰かきた、じゃあね!』そういうとメトは空に飛んで行った。「誰か来るって…誰もいねーよ!こんなことに…」するとすぐ近くで女の子の声がした。ハキハキとした元気な声だ。「実は、居たりしてね?」横を見ると黒く長くて少し跳ねた髪をして、ちょこんと座っている綺麗な顔立ちをした女の子がいた。「うぉわぁぁあっ!?だ、誰だよッ!?」「んー?私?私はねぇ、レイン・シトルバイスっていうんだ!よろしくっ、君は?」「え…と、し…篠宮奏真だ、よろしく…」「うん、ところで何でこんな岩場に居るの?」レインと名乗る少女は素朴な質問を率直に聞いた。「いや、俺も何がなんだか…?あ、えーと…シトルバイスっていったっけ?町まで案内してくれないか…?」「うん、いいよ〜♪あと…レインで良いよっ!奏真!」「あぁ、そうか…じゃあ、レイン?」「うんうん、それでよしっ!!じゃ、行こう!」こうして俺には一人の厄介者が仲間になることを、まだ知らない。
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