歩兵用武器解説(日本編)その2
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81mm迫撃砲 L16は、
イギリスで開発された標準的な迫撃砲であるL16 81mm 迫撃砲を、64式81mm迫撃砲の後継として、豊和工業でのライセンス生産品を1990年代初頭より採用しており、前任者同様に普通科中隊の主たる火力として運用されている。イギリス陸軍ほかアメリカなど各国で採用されている。
第二次世界大戦でイギリス軍が使用したML 3インチ迫撃砲の後継として、同国軍では1965年に正式採用された。砲身など主要3部分に分解することで人力でも運搬が可能なことから、
歩兵に追随して山中などでも運用が容易になっている。砲身は滑腔砲身を採用しているほか、放熱のためその下部外面にはフィンが設けられている。81mmクラスの迫撃砲としてはずば抜けて軽量であり、これが多数の国に採用された最大の理由となっている。
「120mm迫撃砲 RT」
種類:迫撃砲
口径:120mm
製造メーカー:トムソン-ブラーント社
砲身長:2080mm
重量:582kg
有効射程:約9000m(通常弾)約13500m(RAP弾:ロケット補助推進弾)
発射速度:通常時6発/分、最大20発/分
砲員数:5名
120mm迫撃砲 RTは、
フランスのトムソン-ブラーント社が開発した迫撃砲。口径120mmで、従来の軽榴弾砲に匹敵する射程を備えることで知られている。砲身後部の撃針は可動式で、
切換位置によって射撃方法を選択できる。撃針を突出させておけば墜発式(砲口から装填された砲弾がすぐに発射される)、逆に後退させておけば拉縄式(装填された砲弾は砲身後端にとどまり、砲手が任意のタイミングで撃発用のロープを引っ張り発射させる)となる。
陸上自衛隊においてはM2 107mm迫撃砲の後継として1992年(平成4年)度から採用しており、豊和工業がライセンス生産している。陸上自衛隊では、牽引車両として高機動車を改造した重迫牽引車を使用するほか、自走型として、96式自走120mm迫撃砲も開発・配備されている。普通科の中では最大の火砲で、普通科連隊の重迫撃砲中隊及び第1空挺団の空挺特科大隊が装備している。
107mm迫撃砲と同様にライフル砲身であるが、107mm迫撃砲と異なり牽引用のタイヤを装備しており、
移動・展開が容易である。このタイヤは、射撃の際に取り外す必要はない。牽引時は専用のフックを砲口に取り付けて使用するが、通常の砲より軽量であるため、必ずしも砲兵トラクターを使用する必要はなく、陸上自衛隊では高機動車を改造した重迫牽引車、
アメリカ海兵隊ではグロウラーITVが使用されている。
「対物狙撃銃(バレットM82)」
種類:対物狙撃銃
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