歩兵用武器解説(日本編)その2
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能になり、フレアなどの妨害装置にも強くなった。
ミサイルの姿勢制御は、発射後に展開する前部の小型翼4枚と、ミサイル後部のくびれ部にある4枚の翼を用いて行っている。推進機関は2段式の固体燃料ロケットであり、発射ロケットにより射手との距離を確保し、ブラストの影響範囲外に出たのちに飛翔用ロケットに点火される。
信管は設定秒時に作動する自爆機能を持つ。携行型は、発射筒に封入された誘導弾および発射器、
外部電池、敵味方識別装置(IFF)によって構成される。発射器の形状はスティンガーと似ているが、
発射筒前上部のIFFアンテナの穴がSAM-2は2列、スティンガーは1列となっている。
「87式対戦車誘導弾」
種類:対戦車ミサイル
口径:110mm
製造メーカー:川崎重工業・三菱自動車工業
全長:1063mm
ミサイル重量:12kg
システム重量:140kg(6発携行時)
誘導方式:セミアクティブ・レーザー・ホーミング
有効射程:2000m以上
87式対戦車誘導弾は、陸上自衛隊研究本部が設計し、川崎重工業・三菱自動車工業が製造する陸上自衛隊で使用されている第2.5世代の対戦車ミサイルである。64式対戦車誘導弾の後継で、国産初のレーザー誘導方式を採用している。全国の普通科連隊の対戦車隊などに配備されている。64式に比べ小型軽量化され、ミサイル本体重量は12kgとなっている。このため、隊員による携帯が可能で、三脚架のほかにも肩に担いで撃つこともできる。
システム構成は発射機と日本電気が開発したレーザー照射機及び暗視装置からなっており、ミサイルは発射筒に入れられている。セミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)誘導方式の採用によって誘導用ワイヤーが無くなったことで、
飛翔速度が250m毎秒以上(推定400m毎秒)と高速化された。
三脚架に発射機・レーザー照射機・暗視装置をひとまとめに設置することも可能であるが、200m以内なら発射機とレーザー照射機を分散配置して射手の安全性を向上させられる。
レーザー照射機に照準器が付けられており、暗視装置と組み合わせることにより夜間戦闘も可能となっている。操作人員は射手、照準手、
弾薬手の三名。発射機は73式小型トラックなどに搭載し運搬される。
「81mm迫撃砲 L16」
種類:迫撃砲
口径:81mm
製造メーカー:豊和工業
砲身長:1280mm
重量:36.6kg(銃身:12.7kgマウント:12.3kgベースプレート:11.6kg)
有効射程:100〜6500m
発射速度:20発/分(最大)・12発/分(持続)
砲員数:3名
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