歩兵用武器解説(日本編)その2
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いる。射手と装填手の2名で運用される本砲は、歩兵携行火器としては大型の部類に入り、当時の主力戦車を500mの距離から撃破できる威力を持っていた。本体は使い捨てではなく、
弾薬を再装填して繰り返し使用可能だ。
砲弾の種類としては
・HEAT 751対戦車榴弾(タンデム弾頭)。有効射程600m、
装甲貫徹力:ERA+500mm以上のRHA、翼安定・ロケット推進
・HEAT 551対戦車榴弾。有効射程700m、
装甲貫徹力:400mm、
翼安定・ロケット推進
・HEDP 502多目的榴弾。装甲貫徹力:150mm、遅延信管
・HE 441B榴弾。有効射程1000m、機械式時限信管及び着発信管、鋼球800発を内蔵
・ILLUM 545照明弾。燃焼時間:30秒、照明範囲:400〜500m
・ADM 401フレシェット散弾(1100発を内蔵)。有効射程100m、散布密度:距離100mにおいて1uあたり5-10発
「110mm個人携帯対戦車弾」
種類:携帯対戦車兵器
口径:110mm
製造メーカー:ダイナマイト・ノーベル社
装弾数:1発
全長:1400mm(ロケット弾装着時)
重量:(全備)13900g
貫通力:(表面硬化処理均一圧延鋼板=RHA)700mm
有効射程:固定目標400m 移動目標300m Dynarange使用時は600m
110mm個人携帯対戦車弾は、ドイツのダイナマイト・ノーベル社が開発した携帯式対戦車擲弾発射器パンツァーファウスト3をライセンス生産した代物。1978年に西ドイツ陸軍(当時)の要請によって、パンツァーファウスト44の後継として開発に着手され、1992年に統一後のドイツ連邦軍に制式採用された。ロケットブースター付き弾頭使用の無反動砲の一種である。
名称は、第二次世界大戦中のドイツのパンツァーファウストに由来する。弾頭が装填された発射チューブは使い捨て式。
ソ連が独自に発展させたRPG-7のようにロケットブースター付き弾頭を用い、射撃姿勢もこちらに近い。訓練不十分な兵士でも扱えるよう、
単純な操作法を目指した設計が行われている。
発射時の反動を相殺するため、後方へカウンターマスと呼ばれる重量物を撃ち出すデイビス式無反動砲である。この方式は、発射エネルギーと同等の爆風を後方に放つことで反動を相殺するクルップ式やクロムスキット式に比べて後方爆風が少ない。カウンターマスは金属粉で、
発射後は拡散し遠方に飛ばないため後方の味方に危険をおよぼしにくく、後方に10mの離隔距離を設ければ、室内や閉所からの発射も可能。
発射された弾頭は直後に安定翼が展開してロケットモーターに点火、加速しながら飛
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