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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜獣達の咆哮〜
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戸惑った警備隊員に他の警備隊員達が一喝した。

「へ〜、やるじゃん!あははっ!面白くなってきたね!さあ、”テスタ=ロッサ”!!次の獲物は”暴風の戦姫”だよっ!!」

「今度はあたしが相手してやるよ、”血染め”!!」

シャーリィは感心した後パティルナに銃撃を放ちながら突撃し、パティルナとの戦闘を開始したが、最初は互角な戦いだったが、徐々にパティルナが圧し始めていた!

「あはははははっ!本当に面白いよ!まさかここまで強かったなんてねぇ!」

戦闘の最中、パティルナと鍔迫り合いの状態になったシャーリィは不敵な笑みを浮かべ

「……あたしと同じ戦闘狂だけど……あんたはあたしとは決定的な違いがあるね。その違いがある限り、あんたは絶対にあたしに勝てないよ。」

「へぇ……?」

口元に笑みを浮かべて言ったパティルナの言葉を聞いたシャーリィが好戦的な笑みを浮かべた。するとその時!

「それは……今この時が”殺し合い”という事を忘れているから……よっ!!」

なんといつの間にかシャーリィの側面にいたルイーネがクラフト―――シューティングスターで強襲した!

「!?アアアアアアアアアア―――――ッ!?」

ルイーネの強襲によって片腕を細剣で貫かれたシャーリィは悲鳴を上げた後すぐにその場から後退してパティルナ達から離れたが

「エニグマ駆動!クリムゾンレイ!!」

「ウアアアアアアアアア―――――――――――――ッ!?」

ルイーネが発動したアーツによって全身を焼き尽くされ、悲鳴を上げた!

「シャーリィ様!?」

「クッ……この卑怯者がっ!!」

悲鳴を上げたシャーリィを見た猟兵は悲鳴を上げたり、ルイーネ達を睨み

「あらあら、”殺し合い”で正々堂々な戦をすると思っていたのかしら?」

「ま、個人的にはそういう事は正直したくないけど、あたしは軍人だしね。軍人であるあたし達とは考え方とか全然違うし、そんなのわかんないじゃない?」

睨まれたルイーネは微笑み、パティルナは口元に笑みを浮かべた後

「エアリアル!!」

「フレアバタフライ!!」

「ルイーネ一佐達に続け!ゴールドハイロゥ!!」

「イエス・マム!!」

次々とアーツを発動し、それを見たミレイユの号令によって続くように警備隊員やミレイユが次々とアーツを発動してシャーリィに集中攻撃し

「アアアアアアアアアアアア――――――――――ッ!?クッ……こんの〜………!!」

アーツによって集中攻撃され続けているシャーリィは悲鳴を上げながらパティルナ達を睨んだ!



「た、隊長!」

「クッ……撃て、撃て――――――――ッ!!」

シャーリィの様子を見た猟兵達は慌てたり、前進して銃撃を放ち
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