第80話
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を飛行し始め
「こうなったらもう、腹をくくるしかねえな……!」
ランディは目を細めて呟いた。その後ボートは霧の中、岩壁に接近し、ロイド達はボートから降りた。
〜湿地帯〜
「こ、これは……」
ボートから降りたロイドは厳しい表情をし
「そ、そこにあるのが、リンさん達が乗って来たボートみたいだけど……」
エリィは疲れた表情で呟き
「……まさか……こんな事になっているとはねぇ。」
ワジは厳しい表情で呟いた。ロイド達が見た光景―――そこはなんと幻獣が現れた時に必ずあった蒼い花―――『プレロマ草』が一面に咲いていた異様な光景だった!
「おいおい……俺ら、夢でも見てんのか……?」
「まるでおとぎ話の中にいるみたいですけど……」
ランディは目を細め、ノエルは疲れた表情で呟き
「『プレロマ草』がこんなにあるなんて………!」
「まさか”幻獣”はここから全て現れているのでしょうか……?」
シャマーラは驚き、セティは考え込んでいた。
「し、信じられません……まるで空間自体の構成が現実とは違っているような……」
「ええ…………もはやこの空間だけこの世界と”異なる”といってもおかしくないでしょうね。」
ティオが呟いた言葉に頷いたエルファティシアは目を細めた。
「プレロマ草………いつからこんなに繁殖していたんだ?でも、そうか……ヨアヒムがグノーシスの原料を採取していたのは―――」
ロイドは厳しい表情でプレロマ草を見つめ、そして推理したその時
「まあ、この場所と考えて間違いはないだろう。」
なんと”銀”がロイド達の目の前に現れた!
「な……」
「あ、あの時の……!」
「”銀”……どうしてあんたが!?」
銀を見たエリィやノエルは驚き、ロイドは信じられない表情で言った。
「それはこちらの台詞だ。”蛇”どもの影と不良リーダーの魔人化……各地で咲き始めた蒼い花と不可思議な”幻獣”の出現……それらの気配を辿ってきてみればお前達に出くわすとは……」
「へえ……?」
「そんじゃあこの場所が怪しいと睨んでわざわざ踏み込んできたってか?」
銀の話を聞いたワジは目を丸くし、ランディは目を細めて尋ね
「その通りだ。」
尋ねられた銀は答えた。
「そ、それよりも………」
「”黒月”はクロスベルから追い出されたのに、どうしているの〜!?」
一方エリィは不安そうな表情をし、シャマーラは驚きの表情で言った。
「フッ……私の腕を必要とする組織は”黒月”だけではないという事だ。」
「まさか………!」
銀の話を聞いたセティは何かに気付いたのか目を見開き
「あんたの今
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