第79話
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……まあ、それ以前に”神”が人と混じって仕事をしている事自体がありえないんだけどね〜。」
「そうだよな……それも”殺戮の魔女”と恐れられたあの”姫神フェミリンス”が普通の人々の生活に交じって生きているなんて、今でも信じられないよな……」
ミシェルの答えを聞いたティオは納得した表情で呟き、セティは静かな表情で呟き、シャマーラとリィンは苦笑していた。
「”殺戮の魔女”?態度が固いとは思っていたけど、そんな血も涙もないような冷血女神には見えなかったわよ?普通に感情とかさらけ出していたし、たまにだけど笑う事もあったし、エステルちゃんやミントちゃんと一緒に子供達と遊んでいる姿とかも見た事あるわよ?」
リィンの言葉を聞いたミシェルは目を丸くして呟き
「………その性格にしたのも全てエステルさんですけどね。(そういえば、今のフェミリンスさんが何をしているかエステルさんから聞き、もはや別人と言ってもおかしくないほど性格が変貌したフェミリンスさんを見たエヴリーヌさんもそうですがリウイ陛下達、表情を引き攣らせたり、信じられない表情をしていましたしね。……まあ、イリーナ皇妃とウィルさん、後はリタさんやレシェンテさんは動じず、苦笑したり微笑ましそうにフェミリンスさんを見つめていましたけど…………しかもヴァイスさんなんか、ナンパしていましたし。後、何故かセリカさんは頭を抱えて、その様子をハイシェラは笑いながら見ていましたけど……)」
「つくづくエステルちゃんの出鱈目さを思い知らされるよな……」
「た、確かに………(なんせ空の女神の末裔というとんでもない家系の娘でもあるしなぁ。)」
「というか”姫神”が子供達と遊んでいる光景なんて、全然想像できないんだけど……」
ティオは”教団”の事件後、支援課のビルにエステル達やリウイ達にウィル達、そしてセリカ達やヴァイス達を招待し、パーティーを開いた時にエステル達から”影の国”帰還後のフェミリンスの状況を聞き、性格が完全に変わったフェミリンスを見て唖然としたエヴリーヌや、表情を引き攣らせたリウイやエクリア、信じられない表情でフェミリンスを見つめるペテレーネ達――――メンフィル帝国の関係者達やユイドラの関係者達、微笑ましそうにフェミリンスを見つめるイリーナやウィル、苦笑しながらフェミリンスを見つめるリタとレシェンテ、そしてフェミリンスに声をかけていたヴァイスの姿や、いつか生まれてくるサティアが母親であるエステルに影響されて変わった性格にならないか心配し、頭を抱えて悩んでいたセリカ、そんなセリカを爆笑しながら見ていたハイシェラの姿を思い出しながら疲れた表情で言い、ティオの言葉を聞いたランディは溜息を吐き、ロイドは苦笑し、エルファティシアは信じられない表情で言った。
「……まあ、今はその話
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