♪1「悪魔兼魔法使いなります」
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チリンチリンッ!
数日前の夜、いつものように悪魔稼業をする俺
悪魔といっても簡単に説明すると
俺達や使い魔が配るチラシを見た依頼人がチラシの魔方陣から悪魔を呼び出して契約を結び、悪魔は代価を得る代わりに願いを叶える。
だが俺の相手にはオタクの森沢さん、魔法少女に憧れる漢女(おとめ)ミルたん、鎧武者の大学女学生のスーザンという変人が多く、なかなか契約が結べず、しかも初期の俺は魔方陣を通れなく玄関から入ったため、通れるようになった現在でもチャリンコで来る悪魔となっている。
さてさて、今回の相手は誰なのやら?
美人のお姉さんがいいな♪
ガチャッ!
イッセー「ちわーすっ!呼び出された悪魔ですけど! 」
と俺が部屋の中に入ると
バァンッ!!
イッセー「何もねぇな!? 」
何もねぇ、それがこの部屋の雰囲気だった。
すると
?「待っていたよ悪魔くん 」
バッ!
ソファーに座っていた白ローブを着て仮面をつけた男が現れ
男「いや、兵藤一誠くんと呼んだ方がいいかな? 」
バンッ!!
言ってもいない俺の本名を言いやがった。
イッセー「あんた!何で俺の本名を! 」
スッ…
この男に敵意を感じた俺がブーステッド・ギアを出そうと構えると
白い魔法使い「落ち着きたまえ、私は敵ではない。私のことは白い魔法使いと呼んでくれ 」
イッセー「白い魔法使い… 」
反撃するような素振りを見せなかったため俺はとりあえずこの白い魔法使いの話を聞いてみることにした。
敵意を向けたら倒してやるからな!
白い魔法使い「一誠くん、実はこの世に大変なことが起きようとしている! 」
イッセー「ハァ… 」
白い魔法使い「ファントムという怪人が人類を滅亡させようと動いているのだ! 」
何を言ってんだこの人?
いわゆる中二病とかいうやつ?
アザゼル先生でもんなこと言わねえよ
白い魔法使い「ファントムの力は強大で君達悪魔が束になっても敵わない!だがファントムを倒す手はある 」
スッ!
白い魔法使いはトランクを取り出すと
パカッ!
イッセー「何だこりゃ? 」
バンッ!!
トランクの中身はベルトと妙な剣、そして指輪が入っていた。
白い魔法使い「兵藤一誠くん、君に仮面ライダーウィザードとしてファントムと戦ってもらいたい!君にはその素質がある!それが私の願いだ! 」
変な契約だな、俺への代価はなさそうだし、断ろう。
と俺が思ったその直後
白い魔法使い「代価は様々な指輪をあげよう。そして活躍すれば君は女の子にモテモテだぞ! 」
ピクッ!
モテモテ〜♪
も
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