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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百三十五話 波紋
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ワーレン提督も同様だ。

おそらく彼らのどちらか、あるいは両名が選ばれる事になるだろう。俺もその中に入るかもしれない。選ばれた人間は苦労するだろう。肉体的にではなく精神的にだ。厄介な事になった。

「もう直ぐ反乱軍はハイネセンに戻りますね。彼らがどういう国防体制を取るのか、気になります。それによってはこれから先が難しいことになるかもしれない」

司令長官が呟くように言葉を出した。これから先か、困った人だ。司令長官は先が見えすぎる。その所為だろうか、今が見えていないのではないかと不安にさせられるのだ。それさえなければ本当にこの人は完璧なのだが……。










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