第19話
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!?」
「きょ、巨大な甲冑ッ……!?」
最下層に到着しかけるエレベーターから見えた光景――――巨大な甲冑の人形兵器を見たリィン達は驚き
「に、兄様……」
「エリゼ!?大丈夫か!?」
エリゼに話しかけられたリィンは血相を変えてエリゼに声をかけた。
「は、はい……腰が抜けただけですから……そ、それよりも早くレンさんを助けてあげて下さい……!」
「え……レン……?――――!!」
そしてエリゼの話を聞いて呆けたリィンは目の前の光景―――1人で人形兵器と戦っているレンを見ると目を見開いた。
「…………」
「甘いわよ♪二の型・改――――双波洸破斬!!」
人形兵器が呼び寄せた雷を後ろに跳躍して回避したレンは二振りの小太刀を抜刀して神速の斬撃波を人形兵器の両腕目がけてそれぞれ放ち、レンが放った斬撃波を受けた人形兵器は衝撃によって両腕を上げさせられた。
「フゥゥゥ………ハアッ!!」
「!?」
自分の攻撃によって人形兵器の隙が出来た瞬間レンは二振りの小太刀を鞘に収めて一瞬で人形兵器の目の前に現れてクラフト―――零頸を叩き込み、零距離で寸勁を受けた人形兵器は怯んだ。
「斬魔飛影斬!!」
人形兵器が怯んでいる間にレンは再び二振りの小太刀を抜いて斬撃を連続で叩き込みながら人形兵器の頭上へと跳躍し
「―――龍炎撃!!」
そのまま空中で回転して態勢を整えて落下しながら炎の竜を纏った二振りの小太刀を人形兵器目がけて振り下ろした!
「―――――」
上空からのレンの強襲に対して反応した人形兵器は腕に持つ巨大な大剣で防御し、追撃を防御されたレンは大剣を蹴って後ろに跳躍して地面に着地して一旦人形兵器から距離を取った。
「レン……!」
「あら、追いついてきたのね。」
その時リィンがレンの元に駆けつけてきた。
「レンがエリゼを守ってくれたんだよな?本当にありがとう……!俺も加勢する……!」
「ええ、お願い。それじゃあ協力してさっさと倒す―――――」
「――――――――」
リィンの加勢の申し出にレンが頷いたその時人形兵器は自分自身を強化するクラフト―――超力招来を発動して周囲の空気を震わせると共に地響きを起こした。
「うわっ!?」
「っと!?」
「キャアッ!?」
地響きは後方にいるパトリック達にも届き、地響きによって悲鳴を上げたエリゼは先程まで腰が抜けた影響もあり、地響きに耐えられずに地面に倒れた。
「エリゼっ!?」
地面に倒れるエリゼを見たリィンは声を上げた。するとその時かつての自分にとって忌まわしい出来事がフラッシュバックしたリィンの胸に膨大な気が集束し始め
「オオオオ
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