第19話
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やアリサ達と一緒に下校している様子を思い出し、レンに確認した。
「ええ、レン・ブライトよ。よろしくね♪」
「は、はい、よろしくお願いします……え?一体いつの間に私と一緒にエレベーターに……さっきまでは私一人だけだったのに……」
レンの自己紹介に戸惑いながら頷いたエリゼだったが先程まで自分が一人であった事に気づき、不思議そうな表情でレンを見つめた。
「うふふ、細かい事は気にしないで♪それよりもリィンお兄さん達が来るまで絶対にここから動かないでね。レンの予想だと―――――」
エリゼの疑問を笑顔で誤魔化したレンが真剣な表情でエリゼに忠告したその時!
――第四拘束解除後ノ”初期化”完了。
「えっ…………」
「!!」
赤い扉から謎の声が聞こえ、声を聞いたエリゼは呆け、レンは赤い扉を警戒していた。
”起動者”候補ノ波形ヲ50あーじゅ以内ニ確認。コレヨリ『第一ノ試シ』ヲ展開スル―――
そして扉が開き、巨大な人形兵器が現れた!
「…………ぁ………………」
エリスは恐怖のあまり、腰が抜けて扉から現れた人形兵器を見つめた。
「まさに”お約束”の展開ねぇ。―――すぐに片付けるから、エリゼお姉さんはそこから絶対に動かないで!」
一方レンは呆れた表情で溜息を吐いた後二振りの小太刀を鞘から抜き、地面を蹴って人形兵器に向かって行き、人形兵器との戦闘を開始した。
(チッ……まさか”小剣聖”までついてきていたなんて想定外よ……!達人クラスだと、あんな魔導人形相手でも一人での制圧も容易に可能でしょうから、せめて”小剣聖”が制圧するまでに追いついて来なさいよ……!)
その様子を高い場所から見守っていたセリーヌは表情を厳しくして人形兵器との戦闘を開始したレンを睨んでいた。
「エリゼ……どこだ!?」
「んー……ここにはいねぇのか?」
「まったく、どうして僕が……」
一方リィン達はパトリックと共に旧校舎内に入ってエリゼを探していたその時、少女の悲鳴が聞こえてきた!
「エリゼ!?」
「悲鳴……!?」
「奥だ!」
悲鳴を聞いたリィン達は慌てて奥のエレベーターホールに向かった。
「下から……!?」
「な、なんだここは……!?」
「へえ、噂には聞いてたがこんな風になってたのか。」
そしてエレベーターが戻ってくるとリィンがエレベーターに乗り
「お、下に行くつもりか?ほら坊ちゃん、俺達も行くとしようぜ。」
「ぼ、坊ちゃんは止めろ!」
クロウとパトリックも続くようにエレベーターに乗り、リィン達は最下層へと降りた。
「!?」
「な、なんだありゃあ
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