見つけた希望、迫る敵
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ずっしりとした重みがある
「これは?」
「貴方への報酬よ、しばらく貴方を雇うからその前金よ」
袋を開けてみると中には大粒の金剛石、つまりダイアモンドが入っていた
「…いいですか?こんなにも」
「えぇ、構わないわ、貴方にはそれだけの価値があると思っているわ」
分からない、俺はいたって普通の人間だし特化した能力も何もない、まあ、もらえる物は貰っておくか
「貴方にはこの屋敷の中庭を守ってもらうわ、後は敵を屋敷に入れなければそれでいいわ」
「分かった、配置に着くのは今すぐの方がいいですか?」
「いいえ、明日の早朝でいいわ、今はゆっくりと休みなさい」
「了解しました、それでは明日の早朝に行動を開始します」
「えぇ、お願いね、それともう一つ、あまり堅苦しい敬語は使わなくていいわ、私を呼ぶ時もレミリアで結構よ」
「……わかった、では、自室に戻って準備をしてくる」
俺はレミリアの部屋を出て自室に戻る、今手元にある武器は中サイズのナイフ一振りと9mmハンドガンと5.56弾を使用するライフル、そしてハンドグレネード、相手を殺さずにって事を考えると、ナイフとハンドガンが一番いいだろうが、念のためにライフルも持っていくか
弾はそれなりにあるが無駄撃ちは出来ない、今ある弾をマガジンに込める、今できる準備はこのくらいだろう、後は明日に向けて寝るだけだ
「すぐに帰れると思ったけど、まさかこっちでもコイツらを使うことになるなんてな…寝るか俺はベッドに潜り込む、明日ここに攻めてくる奴は一体どんな奴なのだろうか、まあいいか、どんな奴でも撃ち抜くだけだ、程なくして俺は眠りに落ちた
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