見つけた希望、迫る敵
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たのは八雲紫という人物という事
幻想郷と元の世界の間には結界が張られている事
その結界を操作できるのは八雲紫と博麗霊夢という人物だという事だ
これで次の目的が決まった、このどちらかの人物に会って俺を元の世界に返してもらう
「よし、これで何とか元の世界に帰るための糸口が見つかったな、もう日も沈みかけてるしもう少ししたら今日は休むか」
俺が体の骨をポキポキと鳴らしていると扉がノックされた
「失礼します、お嬢様が渥美様をお呼びです、しばらくお時間を頂けないでしょうか?」
「ん?構わないけど、何の用事だろう…」
「大事なお話だそうです、貴方へのお願いだそうで」
俺へのお願いか、しばらく留めてもらっているのだ、それくらいはしないとバチがあたるか
「わかりました、すぐに行きます」
紅魔館 レミリアの私室前
俺が通されたのは前レミリアと会った部屋とは違う部屋だった、この前の時に比べたら扉が一回り小さくなっているが、俺の部屋のとは格が違った、おそらくレミリアの私室だろうか
「こちらです、では、私はこれで失礼します」
「うん、ありがとう…さて、お願い事って何なんだろうか」
俺は扉をノックして部屋に入る、部屋の中を見渡すと奥にレミリアが椅子に座って紅茶を飲んでいた
「あら、来たのね、こちらにいらっしゃい」
「失礼します」
俺はレミリアに言われ、向かいの椅子に座った、初めて会った時は部屋も暗くて分かりづらかったが、こうして対面してみるとやたらレミリアが小さかった、気のせいではない、おそらく立って並んだならば俺の胸くらいしかないだろう、
「貴方がこの屋敷に来てから6日が経ったわ」
「はい、その節はどうも彷徨っていた自分を助けていただき感謝しています」
「どういたしまして、そう言えば貴方、変わった武器を持っていたわね、私の知り得る知識では、あれは銃よね、そして貴方はおそらく軍人か傭兵…違うかしら?」
「えぇ、まあ、どちらかと言えば傭兵よりですがそれがどうかしましたか?」
「そう、ならちょうどいいわ、貴方、私に雇われてみない?」
突然の申し出、そしてそれは俺を雇うとの事だった、さらにそれは俺が兵と知っていて申し出てきた
「…俺を兵職と知っていて雇う、それはつまり」
「愚問ね、明日とある人物がここへ攻めてくるでしょうね、そいつの撃退、それも相手を殺さずに…出来るかしら?」
「…相手を殺さずに…か、中々ハードな注文だが…分かった、引き受けましょう」
「ふふっ、貴方ならそう言うと感じていたわ、咲夜」
「お呼びでしょうかお嬢様」
「例の物を渡して頂戴」
「はい、かしこまりました、渥美様、こちらをどうぞ」
そういって渡されたのはスーパーので5円で買える様な大きさの袋だった、
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