機動戦艦ナデシコ
1410話
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の世界の人間と比べれば圧倒的に上の存在と言ってもいいんだが……ちなみに神楽坂の方は何だかんだと戦いに慣れてはいる。
まぁ、相手を殺すという行為は未だに出来ない様子だが、殺さずに無力化するという意味では決して使えない訳じゃない。
そうだな。一応2人に聞いてみて、行くって言うのなら一緒に行ってもいいか。
その場合、白鳥に対しては可哀相だが、恐らくエザリアは行かないだろうが。
何だかんだと政治班のトップである以上、数週間から半月、もしくは一月以上この地を留守にするような真似は出来る筈もない。
……まぁ、それを言うのならシャドウミラー代表である俺が潜入工作という形を取るのも微妙だが。
「そうだな、いつ行くというのはそっちの準備が出来次第ってところか。基本的に向こうに向かうのは俺の機体で向かうけど、木連に気が付かれないようにある程度離れた場所に転移して、それからASRS……透明になるシステムを使って移動するからな。その際に俺と一緒に移動出来るように居住性の高いコンテナをシャドウミラーで作って貰っている」
コンテナと言っても、中身は居住性にかなり気を使っている。
マンションとかの部屋がそのまま移動出来るような代物だと思って貰えばいい。
……そもそも、技術班が制作したという時点でナデシコ世界にとってはオーパーツ染みた存在なのは間違いない。
それこそ、移動している間にヤマダがゲキガンガーを好きに見るといった事は問題なく可能だろう。
「後は、対木連の人物用に何人か誘ってみたい奴がいるから、そっちの予定を聞いてみるけど、それは今日にでも終わるな」
「……分かった。なら、こっちも準備があるし、3日後だ。3日後でどうだ?」
ヤマダの言葉に頷きを返す。
「分かった、3日後だな。俺はそれで構わない。荷物に関しては、俺が空間倉庫に入れて持っていくから、量がどうとかは気にしないでもいい」
「お、そうか! それは助かる。さすがだな、親友」
いつの間にか親友に超進化していたらしい。
うん? 何だかこの前も同じような事を考えた覚えがあるが、その辺はまぁ、いいか。
「とにかく3日後だ。そのつもりで準備しておいてくれ。俺の方も準備に掛かる。詳しい時間とかは、後で連絡するからそっちで決めるとしよう」
その言葉にヤマダは頷く。
恐らく3日後までの間にメグミとイチャつくんだろう。
「それで、だな。もし他に木連に行きたいって言ってる奴がいたら、連れて行ってもいいのか?」
そんなヤマダの言葉に、俺とアカツキは顔を見合わせる。
誰を連れてくるつもりだ? もしかして本当にメグミを連れてくるって訳じゃないよな?
あ、でもメグミは元声優なんだから、ゲキガンガーを聖典にしている木連にとっては意外と合
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