歩兵用武器解説(日本編)その1
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レル長、フレーム素材、装弾数、アジャスタブルサイトの有無などの違いから、
「X-FIVE」や「XPRESS」などの明確なモデル分けが幾つも存在する。これに口径の違いやカラーリングなどの差を加えると、P226だけで数十種類にも及ぶシリーズとなる。
「89式5.56mm小銃」
種類:自動小銃
口径:5.56mm
製造メーカー:豊和工業
使用弾薬:5.56x45mm 普通弾(89式実包)
装弾数:40+1発(30+1)弾倉タイプ。150+1発ドラムマガジンタイプ
全長:916mm/670mm(折曲銃床式)
重量:3500g(弾倉込み)
連射速度:780発/分
有効射程:500m
89式5.56mm小銃は、
自衛隊が制式化した自動小銃である。1990年代以降、陸上自衛隊の主力小銃となっている。豊和工業が、かつてOEM生産していたAR18を参考に、1966年から「HRxx(xxは番号)」の名で開発を進めていた突撃銃。1989年には旧式化した64式小銃の後継として、
最終試作の「HR16」が陸上自衛隊に「89式」として採用された。国産のアサルトライフルに相当し、
自衛隊と海上保安庁、警察の特殊部隊(SAT)において制式採用されている。
使用弾を64式小銃の7.62mm×51減装弾から、日本独自の「89式実包」と呼ばれる、現在のNATO標準であるSS109と同等レベルの弾薬へと変更。
弾倉もM16の物が共用可能で、元となったAR18の主要部品の流用も可能である。
弾倉は30連と40連のものが用意されており、普通科など戦闘職種では40連弾倉が用いられ、後方職種のほか空挺など、
コンパクトさが要求される部隊には30連弾倉が支給されている。更にC-MAGの様な150発ドラムマガジンも装着可能。
使用する弾薬および弾倉は、西側の共通規格である5.56x45mm NATO弾とSTANAG弾倉に準じている。そのため、必要があれば在日米軍などの同盟軍とそれらを共用できる。また、5.56mm機関銃MINIMIとも弾薬互換性を持つ。
更に特別な器具なしで06式小銃てき弾を装着できるため、
全ての89式で火力支援と限定的ながら対戦車戦闘が可能となっている。
左右非対称のストックやグリップは特殊な強化樹脂で形成され、ロアレシーバーのヒンジピンに強度的な問題があるものの、64式小銃に比べて1kg近い軽量化を実現している。部品点数は標準的な突撃銃としてはやや多いが、64式と比べて約10%減少し、問題だった整備性が向上した。また、銃口部のフラッシュハイダーはやや特異な形状となっているが、優れた消炎効果を発揮するといわれる。地味だが撃ちき
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