歩兵用武器解説(日本編)その1
[14/16]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ため「ワンショット・ワンキル(一撃必殺)」を旨とするスナイパーに好まれている。
イラク戦争においても、待ち伏せへの反撃や対戦車ミサイル射手の排除、雑踏の中に紛れた相手を精密狙撃出来る等の性能が発揮されたものの、近年では連射性の低さと装弾数の少なさゆえ、市街戦では適さないという報告がなされている。
イラク戦争のファルージャの市街戦で、
固定マガジンを使用していたため、マガジン内の弾薬を撃ち尽くしたアメリカ軍兵士が発砲する毎に1発ずつ弾薬を排莢口から装填しながら戦闘を続ける姿がニュースで流され、後に着脱式マガジンを採用する事となった。
この銃と後述の対人狙撃銃Bを使用する陸上自衛隊の狙撃手は、全国の普通科連隊に創設された狙撃班(定員8名)に配属されており、単独もしくは観測手と2人1組での行動が基本となっている。狙撃手、観測手ともに、ギリースーツを含む隠密行動用戦闘装着セットが支給されており、森林など偽装が必要な場所で活動する際はこれを着用する。
「対人狙撃銃B」
種類:セミオートマチックライフル
口径:7.62mm
製造メーカー:ナイツアーマメント
使用弾薬:7.62x51mm NATO弾
装弾数:20発or30発(箱型弾倉)
全長:1118mm
重量:4880g
有効射程:600〜800m
対人狙撃銃Bは、アメリカのナイツアーマメント社のユージン・ストーナー(M16の開発者である銃器設計者)によって開発されたセミオート方式のスナイパーライフルSR-25を、自衛隊&警察用に採用したセミオートマチックライフルだ。AR-10(AR-15、M16)の機構を踏襲しており、
作動方式はガス圧式ターンロックボルト、AR-10と同じ7.62x51mm NATO弾を使用する。
AR-15/M16のシリーズとは部品の60%を互換しているが、レシーバー、撃鉄、バレルセット、ボルト、
およびボルトキャリアーなどがオリジナルパーツとなっている。固定のアイアンサイトを持たず、
レシーバーとガスブロック(又はRAS)に設けられたレール上に、着脱式のフォールディングサイトを装備することが前提となっている。また、
排莢が後方に流れるのを防ぐカートディフレクターも、着脱式のオプションである。
SR-25にはアイアンサイトが付いておらず、レシーバートップには20mmピカティニー・レールを装備している。そのため、
各種光学機器や、
場合によってはM16A3の照準付きキャリングハンドルが着脱できる(レールシステムの前端にはフロントサイトが取り付けられる)。セミオート方式ゆえに外しても直ぐに撃つことが可能なので、主に警察や海上保安庁などの特
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ