第77話
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
声を追って行ったロイド達はティオのサーチを頼りに警察学校へ行く街道の途中にある樹海に入り、奥に到着した。
〜ノックスの樹海・奥〜
「……開けた場所に出たね。」
「俺もこのあたりまでしか訓練で来なかったけど……」
ワジの言葉に答えたロイドは周囲を見回し
「あれ……?ここって行き止まりだったか?」
周囲の違和感を感じて眉を顰めた。
「いえ、まだこの先にも獣道は続いていたはずです。」
「どうやら倒木が道を塞いだみてぇだが……倒れたのは一月くらい前か。」
ロイドの違和感を聞いたノエルとランディは答え
「で、でもそれじゃあ例の魔獣は一体どこに?」
「………何かの気配は感じるんですが……」
「俺達から逃げた……訳でもないよな?」
二人の言葉を聞いたエリィとティオは不安そうな表情をし、リィンは考え込んでいた。するとその時
「ハハハハハハハハハッ!!」
笑い声が聞こえてきた!
「!?」
「笑い声だと……!?」
声を聞いたロイドは驚き、ランディは信じられない表情をした。
「クク……揃いも揃ってのこのこと現れやがったか……相変わらずメデたい連中だぜ………」
「こ、これは……」
「まさか……魔獣を操ってた犯人……?」
不気味な声を聞いたロイドは驚き、ノエルは厳しい表情をし
「い、いえ……それよりも………」
「この声……どこかで聞いた事があるような……」
「それに俺達の事も知っている様子だぞ……?」
ティオは不安そうな表情をし、エリィとリィンは厳しい表情をし
「…………………」
「おいおい、まさか――――」
そしてワジは黙って唇を噛みしめ、ランディが目を細めたその時
「来る――――下がれっ!」
何かに気付いたワジが警告した!
「!!」
警告を聞いたロイド達がその場から後ろに跳躍したその時、異様な姿をした巨大な”何か”が跳躍して巨大な棍棒でロイド達がいた場所を叩き付けた!
「な――――!?」
「お、鬼……!?」
異様な存在―――鬼を見たロイドとノエルは驚き
(………―――!この”魔”の気は……!)
(”グノーシス”を服用した者達から感じた者達と同じ……いや、それ以上に強く感じるぞ……!?)
(一体何者だ……!?)
ルファディエル、メヒーシャ、ラグタスは鬼を睨んでいた。
「……クックックッ………カハハハハハッ………!」
するとその時鬼は笑いだしてロイド達を見つめた。
「……っ…………!」
「こ、これは…………」
「まさか……”魔人”なのか……!?」
鬼を見たエリィは厳しい表情をし、テ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ