暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第77話
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
召喚し

「位相空間にアクセス………!ケイオスハート、召喚……!―――ラグタス、ラテンニール!!全力を出しても構いませんのでヴァルドさんを無力化してください!―――全魔力を解放します!ハァァァァァァァ………!!」

さらにティオは異空間から『魔杖ケイオスハート』を召喚して装備し直し、ラグタス達に指示をした後、上空へと舞い上がって全身に膨大な魔力や”魔”の気を纏った!するとティオの周囲の空気は震え、ティオの瞳は”グノーシス”を服用し、”魔人化”する直前のアーネストやヨアヒムと同じ紅い瞳へと、髪は”魔神”の力を解放したプリネのような銀髪へと変貌し、さらに魔導杖と一対の漆黒の翼に膨大な魔力エネルギーを溜め始め

「ティ、ティオちゃん!?」

「オイオイオイ……!ティオすけから感じるこの気配は……!」

「ああ……!”魔人化”したアーネストと同じ……いや、アーネストは軽く超えているぞ、この力は!?」

変貌したティオを見たエリィは驚き、ランディは目を細め、ロイドは驚きの表情で叫んだ。



「なっ!?この膨大な”魔”の気……下手をすれば上位悪魔クラスだぞ!?」

「あれほどの膨大な”魔”の気を纏いながら正気を保っていられるとは……!」

ティオの”魔”の気を感じたラグタスとメヒーシャは驚き

「あっははははははっ!さすがはラグタスの契約者だ!今のあの娘なら下手したらシェヒナぐらいの力はあるんじゃないかい!?」

「……さすがにそれは言いすぎよ。でも………無視できない力である事は確かね。」

「くかかかかかっ!将来はあの”グノーシス”の力で”魔人”に変貌した偽物魔人共とは比べものにならないくらいの、本物の”魔人”へと変貌するかもな♪」

エルンストは大声で笑った後興味深そうな表情でティオを見つめ、ルファディエルは呆れた表情で答えた後目を細めてティオを見つめ、ギレゼルは陽気に笑っていた。

「ハハハハハハッ!そう言えばテメェらにも舐められっぱなしだったなぁ!?天使共ッ!!」

一方ヴァルドは笑った後棍棒をルファディエル達に振り下ろしたが

「―――させないわ!!」

ルファディエルが結界をドーム状に展開してヴァルドの攻撃を受け止めた!

「クク……いつまで耐えられるんだ!?オラ、オラ、オラッ!!」

攻撃を受け止められたヴァルドは棍棒を振り回して何度も結界を攻撃したが

「ハッ!薬をキメて粋がった雑魚ごときが威張るんじゃないよ!そらそらそら―――――ッ!!」

「ガアッ!?」

エルンストが放ったSクラフト―――転移爆発を受けて怯み

「”力”を求めて”魔”に墜ちた軟弱者が!”魔”に墜ちたなら容赦はせんぞ!――――降り注げ!裁きの光!!ホーリー・ジャッジメント!!」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ