第77話
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ィオとリィンは信じられない表情をし
「も、もしかしてグノーシスで魔人化したのと同じ……!?」
ノエルは厳しい表情で鬼を睨んでいた。
「てめえ……もしかして……」
そしてランディは目を細めて鬼を見つめ
「ヴァルド―――あんたなのか!?」
ロイドは鬼を睨んで叫んだ!
「ククク………ハハハハハハッ!バニングスにオルランド……ずいぶん久しぶりじゃねえか。クク……それにワジ……テメェともな。」
するとその時鬼――――魔人ヴァルドは笑った後ロイド達を見つめた。
「ああ……そうだね……君のファッションの悪趣味さは知っていたけど……さすがに”それ”は、幾らなんでもやりすぎなんじゃないの……?」
「クク……抜かせ。」
そして厳しい表情で自分を見つめていったワジの言葉にヴァルドは不気味笑みを浮かべて答えた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「そ、それじゃああなたが列車を脱線させた……!?」
「クク……何をわかりきった事をわざわざ確認してやがる……?そこらの魔獣ごときにあんな真似ができるわけねぇだろ……新たな”チカラ”を手に入れたこのヴァルド・ヴァレス以外になアアッ!」
ロイドとノエルの言葉に答えたヴァルドは全身に闘気を纏って吠えた!
「なんて鬼気………」
「洒落になってねぇぞ……」
「これが”グノーシス”の”力”か……!」
ヴァルドの闘気にエリィは驚き、ランディは目を細め、リィンは真剣な表情で言った。
「さてと、わざわざここまで俺を追ってきてくれたんだ……とっとと始めるとしようか……?この俺がどれだけ”上”か……骨の髄までわからせるためによォ……?」
「くっ………」
「……どうやら本気みたいだね。」
「クク、てめぇらごとき今更本気を出すまでもねぇ……せいぜい優しく撫でてやるから死なない程度に味わいやがれよ……?―――このオレが手に入れた正真正銘の”チカラ”をなああッ!!」
その後ヴァルドとの戦闘を開始したロイド達だったが、攻撃は殆んど効いている様子はなかった。
「クク……まあそんなモンだろうな。やれやれ……ちょいと強くなりすぎたかァ?」
攻撃を受け続けたヴァルドは不気味な笑みを浮かべて呟き
「くっ………」
「あ、あれだけやったのに殆んど効いていない……!?」
ロイドは唇を噛みしめ、ノエルは信じられない表情をし
「――――でしたら!ラグタス、ラテンニール!!」
ティオはラグタスとラテンニールを召喚し
「――――メヒーシャ、お願い!」
「出番だぜ、エルンスト!!」
「―――頼む、ルファ姉、ギレゼル!!」
ティオに続くようにエリィ達も次々と契約している異種族達を
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