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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第76話
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にも感じられるわね……」

エリィとルイーネは戸惑っていた。

「センサーを起動します……!アクセス……!」

その時ティオは魔導杖を掲げて周囲の様子を探り

「どこ、どこにいるの!?レインズ君、何とかカメラに収めなさい!」

「無茶言わないで下さいよ〜!」

グレイスは周囲を見回した後部下に無茶を言った。

「―――距離10セルジュ!西へ遠ざかっています……!」

その時周囲の状況を調べ終えたティオがロイド達に報告した。

「くっ……みんな、追いかけるぞ!」

「ああ、合点承知だ!」

「了解しました!」

ティオの言葉を聞いたロイドの号令にランディとノエルは頷き

「おいおい、無茶すんなよ!?」

ドノバンは驚き

「警備隊からも増援を!」

ミレイユは申し出たが

「いえ、そちらは復旧作業に専念してください!まずは俺達で追ってみます!」

「くっ……そうだったわね。」

ロイドの言葉を聞いて悔しそうな表情で唸った。

「……そろそろ重機も到着する。お言葉に甘えるしかなさそうね。何かあったらかけつけるから必ず連絡してきなさい!」

「いざとなれば私やギュランドロス様達も出るから、決して無理はしないように。」

「了解しました!」

ソーニャとルイーネの言葉にノエルは頷き

「……………………」

ワジは複雑そうな表情で黙り込んでいた。



その後声が聞こえた方向をロイド達は追って行った…………………
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