第75話
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の子供を最低2人は産む!』って言ってるほどですよ……」
視線を向けられたノエルは複雑そうな表情をした後、疲れた表情で溜息を吐いた。
「まあ、前局長達との比較もそうだけどみんな、アリオスさんやルファディエルさんのようにインパクトが強すぎる上、ほとんどの人達が容姿端麗な人達ばかりだから仕方ないわよ。ギュランドロス司令だってまさに”漢”を表現するような男性だから、そういう男性が好みの女性の市民達に人気があったり、一部の男性の市民達も彼を目標にしたりしているのよ?それにヴァイスハイト局長なんか好色家として有名だから、『恋人にはなれなくても一度は抱かれてみたい!』や、『ヴァイスハイト局長なら初めてを捧げてもいい!』なんて言う女性の市民達の声を結構聞いた事があるわ。」
「何!?クッ……あのリア充王局長め!クロスベルの綺麗所を全て喰う気かっ!?まさか弟王のロイドを超えるほどとは……!」
「なんでそこで俺が出てくるんだよ……」
「ハーレムや酒池肉林を公言しているヴァイスさんなら、実行してもおかしくないところが洒落になっていませんね。」
そしてグレイスの話を聞いたランディは驚いた後悔しそうな表情をし、ランディの言葉を聞いたロイドは呆れ、ティオはジト目で言った。
「IBCでのギュランドロス司令の発言が本当に実現しそうになってきたわね………」
「ああ……………―――だけど、今はクロスベルの未来を心配するより目の前の事件を解決する事が重要だ。警部、自分達の方も現場検証に入らせてもらっても?」
不安そうな表情で呟いたエリィの言葉に頷いたロイドは気を取り直してドノバンに尋ねた。
「おお、手分けするとしよう。そうそう、向こうの方に列車に乗っていた車掌が休んでいる。運転士は病院に運ばれちまったがそいつから事故当時の話は聞けるだろ。」
「了解しました。」
「それじゃあ捜査開始だね。」
その後ロイド達は現場検証を始めた……………
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