第73話
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ですらも怪しくて、リウイお義兄様達でようやく互角って………」
「リウイ陛下達クラスの達人なんて、一体どんな腕だ……?」
「……さすがにセリカさんやハイシェラさん、フェミリンスさんクラスはないと思いますが………」
「つーか、あんな超出鱈目連中と互角に戦える人間なんて、存在する方がありえねえだろ……」
ヨルグの忠告を聞いたエリィは驚きの表情をし、リィンとティオは考え込み、ランディは疲れた表情をし
「……………………………次は結社の”計画”についてお願いします。。」
ロイドは真剣な表情で黙り込んだ後尋ねた。
「先ほども言ったようにわしも詳細は知らぬ。ただ、伝え聞く話によるとこんな風に呼ばれているらしい。―――『幻焔計画』と。」
「『幻焔計画』……」
「……意味深な名前だね……」
「……その計画は……1年前のリベールのような異変をクロスベルにもたらすものですか?」
「も、もしそうなら……絶対に認められません!」
「繰り返すが、わしも詳細は知らぬ。ただ、一つ言えるとしたらリベールほど”結社”の介入が大規模ではないというくらいだ。そもそも”結社”は闇の存在……本来あまり表舞台には出ぬからな。……だからこそクロスベルやメンフィルは表舞台に出ない事を逆手にとって国際犯罪者扱いし、通商会議でカルバードとエレボニアを陥れたのではないか?」
「……………それは…………」
「……まあ、結構当たっていますよね。」
「だ、だけどリベールの”異変”を起こしたような連中なんて、それこそ国際犯罪者じゃないですか……!」
「……実際あの通商会議の後、”結社”が国際犯罪者としてゼムリア大陸中に知らされ、各国が国際テロ組織扱いしているものな………」
ヨルグに尋ねられたエリィは複雑そうな表情をし、ティオは静かに呟き、ノエルは怒りの表情で呟き、リィンは真剣な表情で呟き
「…………後は結社と教団の関係についてお願いします。」
ロイドは真剣な表情で黙り込んだ後言った。
「”D∴G教団”か。わしの知る限り、直接のつながりがあった事は無いようだ。殲滅天使がいた連中の拠点を”結社”の指示によって”剣帝”と”漆黒の牙”が潰そうとした事実はあったが……その時は”英雄王”達が一足早く潰した為、撤退した事実は聞いている。」
「ええっ……!?」
「それって”楽園”っていう……」
「レーヴェさんとヨシュアさんが……」
ヨルグの話を聞いたロイドは驚き、エリィは真剣な表情で呟き、ティオは驚いた。
「うむ、各地の有力者を取り込むための場所だったらしいな。大方、”結社”の息がかかった有力者をターゲットにしたため、殲滅の対象となっていたのだろう。”殲滅天使
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