第二章
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が」
「別にです」
「暴力を振るわれたことはないです」
「殴られたり罵られたことは」
教育を受けている班員達もそれは言う、それこそ誰一人としてだ。
「一回もないです」
「本当に」
「そうしたことは全くです」
「ないです」
「そうだ、というかさっきも言ったが」
班長は彼等にあらためて言った。
「御前等の中では二年ちょっとで三曹になる奴が出るからな」
「だからですか」
「それで、っていうんですか」
「俺達、つまり甲板班長みたいになる奴がいるからな」
だからこそというのだ。
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