ハイスクールD×D 聖剣使いは平和が好き
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「了解です。まっ、その方が良いでしょう。全く、昔の担い手共の勘違いの所為で本来の姿を失ったのがそもそもの原因ですしね」
「人の思いが破れた結果ですか」
「破れたんじゃなくて間違ったんですよ。対悪魔・対龍戦を想定していない剣にそんなことをさせたのが砕けた原因ですよ。こいつも特化型の聖剣、人が平和に暮らせるために力を振るう剣だ。人の平和を悪魔が、龍が脅かさなければこいつは力を発揮できない。それが砕けた原因ですよ」
人間に関係ない冥界での戦いに利用したのが悪い。
「結局の所、アーサー王すらこいつを使いこなせていなかったんじゃないですか?聖剣としてしか使われた形跡が残ってませんし。というか、キリスト教と相性悪すぎるんですよ、エクスカリバー。やってることが神降ろしに近い行為なんですから。むしろ無神論者の日本人が使った方が力を簡単に引き出せますよ」
やってることは付喪神を降霊させてるようなものだからな。
「全く、何で平和に馴染めないかな。聖剣なんて物は使われずにいた方がいいっていうのに」
そう思いながら俺は平和を満喫するために屋根に寝転がり、聖剣を背負っていたのを忘れてバランスを崩し屋根から転がり落ちる。
「あら〜!?」
「はぁ、剣聖と呼ばれ、エクスカリバーをアーサー王以上に扱うことができるのに。能力と性格が合わないとは。神よ、これも貴方が居られぬ影響なのでしょうか?」
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