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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ドッキリ大作戦
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いる俺とレオンは、ソフィアがどんな顔をしているのか想像しただけで笑いが止まらない。

「そろそろいいんじゃない?」
「だな。もういいだろう」

充分彼女にダメージを与えられただろうと思った俺たちはグラシアンさんとミネルバさんの協力によって作ったビデオ魔水晶(ラクリマ)のスイッチを切り、【ドッキリ大成功】と書かれた看板を担ぎ、通信用魔水晶(ラクリマ)の前に姿を現す。

「イェーイ!!びっくりした!?」
「レオンとシリルからのドッキリでしたぁ!!」

きっと心臓をバクバク言わせているであろう少女に真実を告げる。だが、そこに広がっていたのは、予想を遥かに上回る光景だった。

「あ・・・これヤバイ」

思わずそんな言葉が漏れた。なぜなら、魔水晶(ラクリマ)から見える人魚の踵(マーメイドヒール)の皆さんが、顔を真っ青にして気絶していたからだ。

「全部シリルが悪いよ」
「えぇ!!レオンが提案したんじゃん!!」

ちょっとやり過ぎてしまったらしく、ターゲット以外も気絶させてしまう珍事を起こした俺とレオンは互いに責任を擦り付けあっている。

『貴様ら・・・』

その時、向こうから怒りを露にしている女性の声が耳に届き、恐る恐るそちらを向く。

『この忙しいときに・・・なんてことをしてくれたんだぁ!!』
「「ごめんなさ〜い!!」」

夕食時だったらしく、人魚の踵(マーメイドヒール)が経営するレストランは大忙しだったらしいのだが、俺とレオンのせいで全員が気絶してしまい、接客ができなくなってしまった。

その後、カグラさんがお客さんたちに謝罪をし、店を閉じたのだが、今回の責任を取らねばならなくなった俺とレオンは、翌日人魚の踵(マーメイドヒール)にお手伝いしに行くことになったのだった。








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