ドッキリ大作戦
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いらしい。
「何か言ったか?」
「「「「「何でもありません!!」」」」」
しかし、そんな彼らを彼女が一睨みすると、瞬く間に事態は終息する。よほど怖いんだろうな、ミネルバさんのこと。
「よし!!そうなればすぐに準備しよう!!皆が驚くものを作ってみせる!!」
「「オオッ!!」」
いつの間にか仕切り出したミネルバさん。ただ、こんなにやる気になっている彼女を見て、俺とレオンも同じようにやる気に満ち溢れていた。
「なんか・・・嫌な予感がするけどなぁ・・・」
ただ、肝心要な役を担当するグラシアンさんだけは、不安そうにしていたが、俺たちは気にすることなくドッキリのための映像を撮影したのであった。
ソフィアside
「ソフィア!!これ二番テーブルに持っててくれ!!」
「は〜い!!」
時刻は夕方、ソフィアは今日は指名の依頼がなかったから、予定通りギルドと一体になっているレストランでウェイトレスをしてるよ。
「お待たせしました!!ナポリタンとペペロンチーノです!!」
今日はメイドさんのような衣装に身を包み、ウェンディちゃんみたいなツインテールに髪を結ってロリータ感を出しつつおもてなしをしてます。ただし視線はお客さんの衣服から見える太ももや谷間に行ってるから、癒されてるのはこっち側なんだけどね♪
「ソフィア、あまりお客を変な目で見るなよ」
「考えておきます」
カウンターの前まで戻ってくると、今日は厨房係のカグラさんに注意されちゃった。でもそれは無理な話だよ、だって今は夏だから、女の子たち薄着なんだもん!!
ピピピピピピピ
ちょっと休憩と思い厨房の方に入っていくと、突然通信用魔水晶にどこかから通信が入ったため、音が鳴り響きます。
「キターッ!!」
「ん?何がだ?」
ソフィアが叫んだことでカグラさんが驚きながらこちらを振り向きます。
「ソフィアの美少女センサーが反応してる!!これは女の子からの連絡だよ!!」
「・・・なんでそんなことがわかるんだ?」
大体、なんとなくで可愛い女の子の気配は察知することができる。なので、ソフィアは誰よりも早く通信用魔水晶の前に行き、どこからの連絡か確認します。
「蛇姫の鱗?」
発信先はシェリアやレオンが所属するギルド、蛇姫の鱗だった。この美少女センサーが反応するってことはシェリアかな?それとも女装したレオン?はたまたシェリーさんかな?
「はいはい!!こちら人魚の踵!!」
魔水晶のスイッチをオンにして顔を覗き込む。誰が出
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