第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
AwakeningX:現れた黒姉/新たな刺客
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猴、誰、この子?」
「赤龍帝だぜぃ」
美猴が姉さまにイッセー先輩の事を伝えると、一瞬表情を変えて、再び笑う。
「ふぅ〜ん。これがヴァーリを退けたおっぱい好きの赤龍帝?」
先輩のエロさ加減はテロリストまで伝わっているんですか、なんか悲しくなってきました。
「おや?カテレアを倒してヴァーリと対等に戦ったアギトさんはいないのか?」
「あれ翔一は?部長知りませんか?」
「私にもわからないわ。途中まで一緒だったのは覚えているけれど」
「なぁ〜 帰ろうぜ黒歌。俺っち達はパーティーに参加出来ないんだし」
「そうね。けど、白音はいただくにゃん」
姉さまから、視線が送られる。
それだけで私の体は恐怖に反応し、動かなくなる。
「この子は私の眷属よ。指一本触れさせないわ」
「それは私の妹。私には可愛がる権利があるわ」
空間の空気がピリピリしたものに変わっていくのが分かる
「めんどいから殺すにゃん♪」
黒歌姉さまはそう言い放った
小猫視点終了
イッセー視点
俺イッセーは今小猫ちゃんのお姉さんと美猴と対峙していた
しかも翔一はどこかではぐれるし状況は最悪だ。でも小猫ちゃんは絶対助ける!
「さ、白音。こんな眷属は忘れて、私と行きましょ?」
小猫のお姉ちゃん黒歌が小猫ちゃんに手をさしのべ小猫ちゃんは応じようとする
「小猫ちゃん!いちゃだめだ!ここにいろ!」
「いいんですイッセー先輩私がお姉さまのほうに行けば引いてくれます
ですから私のことは捨ててください!!」
小猫ちゃん…でも俺は…!!
俺が説得を続けようとするが部長が口を挟む
「小猫あなたは私の眷属、私の家族よ、勝手に私から去ることは許さないわ!!」
部長…
「黒歌あなたははぐれになる前に自分の主を殺しそして小猫を見捨てた
そして捨てられた小猫は何を見てきたと思う?最初は行く当てもなくさまよい
さらには処分命令だって出されそうになったのよ、私がお兄様から小猫を預かる際
初めて小猫を見たとき驚いたわ。まるで感情がなかった、そして周りの自分以外の存在を
恐怖の対象でしか見ていなかった…だから私は小猫を眷属にする際決めたの
楽しいものをたくさん見せてあげよって。…そしてここまで感情をとりもどしてくれた。
あなたは小猫に何かしてあげた?いいえしてない。だから
今更小猫を連れて行こうなんて冗談にもほどがあるわ!
この子は白音じゃない。搭城小猫私の眷属乃『戦車』であり私の大切な家族よ!!!」
これだから部長はサイコーです!!一緒ついていきます!!
そして小猫ちゃんも続いて言い放つ
「行きたくない…私はお姉さまのもとへは行かない…私は搭城小猫、
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