第17話
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ラが泳ぐみたいね……」
「さすがは水泳部……サマになっていますね。」
「位置について―――始め!」
サラ教官の言葉を合図にラウラはプールに飛び込み、力強い泳ぎを始めた。
「うわあっ……!」
「速い……!」
「な、なんだ。あのスピードは……!」
「……やるな。」
ラウラの泳ぎを見学していたクラスメイト達はそれぞれ驚きの表情で見つめていた。
「……ふう……」
そして泳ぎ終えたラウラは一息ついた。
「見事だな。」
「まあ、ラウラお姉さんの身体能力も関係しているでしょうね……」
「……………………」
ガイウスとレンは感心し、フィーは黙ってラウラを見つめ
「20秒02――――さすがにやるじゃない。よーし、こうなったらあたしも参加するわよ〜!それぞれ任意の相手と組んで勝負と行きますか!」
「また、いきなりですね。」
「うーん、勝負かぁ。」
サラ教官の提案を聞いたリィンは呆れ、エリオットは不安そうな表情をした。
「フン、どうやら白黒つけられそうだな?」
「の、望むところだ!」
「うーん……私はエマあたりとかしら?」
「ふふ、そうですね。タイムも近いみたいですし。」
「あたしはそうね……せっかくだからラウラに付き合ってもらおうかしら?」
他のクラスメイト達も次々と組む相手を決めている中サラ教官は自分の相手にラウラを選んだが
「……いや。そういう事なら私はフィーとレンとの勝負を希望したい。」
ラウラは首を横に振ってフィーとレンを見つめた。
「……わたしとレン?」
「へえ?」
見つめられたフィーは首を傾げ、レンは興味ありげな表情をした。
「ラ、ラウラ?」
「でも、先程のタイムではかなり開きが……」
ラウラの指名にアリサとエマは戸惑った。
「面白そうじゃない。それじゃあ、一組決定!始めましょうか!」
その後順序それぞれのペアが競争し、ラウラとフィー、レンが競争を始めようとしていた。
「「……………………」」
「うふふ、レン達の番ね♪」
プールを目の前にラウラとフィーは黙り込んでいる中レンは微笑んでいた。
「え、えっと……それじゃあいいかしら?」
3人の様子に戸惑ったアリサは尋ねた。
「いや……―――フィー、レン。次は本気を出さないか?」
「え。」
「ラ、ラウラさん?」
「ふぅん?」
「……なんで決めつけるの?」
ラウラの問いかけにクラスメイト達が戸惑っている中フィーはレンと共にラウラを見つめて尋ねた。
「見くびらないでもらおう。……力の使い方を見ればわかる。先程のタイム、そなた達
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