プロローグ2
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地縛霊として生きていた(死んでいた)俺が八雲紫と出会い幻想郷に行く事を決意した。
「なぁ、俺は霊体なんだがその強い奴とどうやって戦えばいいんだ?」
「大丈夫。そこらへんはちゃんと対策済みよ。あとは、貴方が少し我慢すればいいだけ」
ん?それってどう意味…と言う前に意識が途切れる。
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俺は何時間寝ていたんだ…?霊体の時は寝るこ不必要というより不可能だった。久しぶりの睡眠に頭痛がする。
(痛てぇ…ここはどこだ?)
辺りを見渡そうとするが目が開けない。かろうじて少しばかり光が刺す程度だ。
(どうなってやがる…)
手足は指が動かせる程度。少々肌寒く何かタオルみたいなのに包まれている。周りに人がいないか確かめる為呼びかけてみる。
「オギャアアアアアァァァァァァ!!!」
!?!??
どうゆう事だ!?俺は確か「誰かいないのかー?」と言った筈だ。なのに俺は何故こんな声を発している?何故だ?どういう事だ?
思考をめぐらさても考えつかない。だから、もう一度呼びかけて見る事にした。
「アギャアアアアアァァァァァァ!!!」
やはり俺の声だ…。どうゆう事だ?全くわからない。ん?…いや、まさかな。そんな訳無いよな…。でもなぁ、それしか考えられんなぁ…
一つの結論に至った。
それは俺が赤ん坊にされている…?
だった。それだったら人を呼ぶ時に未発達な喉なら「オギャアアアアアァァァァァァ!!!」ってなってしまう事に説明がいく。
「どう?私からのプレゼント気に入った?」
(八雲紫か!?お前これはどうゆう事だ!?)
「貴方のソレは親に捨てられた赤ん坊の身体なの。珍しい事に幻想入りを果たしたみたいなんだけど、私が見つけた時にはかなり弱まっていてね。死にそうだったから貴方の魂を入れたら一命を取り留めたわ。良かったわね!幻想郷で初っ端から人の命を救ったわ!」
(そうか…。一命は取り留めたんだろ?なら、本当の身体に入れさせてくれ)
「それはダメよ。貴方が霊体の時に溜まった霊力がその子の魂の接着剤の様な役割を果たしているわ。つまり、貴方が出ていくとその子は死ぬわね」
(つまり、俺はこの身体で生きていかないといけないのか…?ふざけんなぁ!俺は強い奴と戦いたいんだ!)
激怒した。今回幻想郷に来た理由は半分以上が強い奴と戦えるという事だ。それを戦える為には軽く15年はかかるだろう。
「まぁまぁ、たった数年でしょ?そんなのすぐ来るわよ。どうしても私が必要だったら強く思いなさい。それじゃぁねぇー」
行ってしまった。話しが終わらないで行ってしまったので憤りを感じる。
「アアアアアアアアアァァァァァァ!
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