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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第16話 決戦!クラス対抗戦 Y
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りお前は私の仕事請負人兼義姉弟なんだからな」

白夜「フン……上手い事ばかり言って……所詮は綺麗事にしか成りませんよ?」

千冬「そうかもな。だがお前は私にとって掛け替えの無い存在なのだ。
お前には簡単に消えてもらっては困る」

白夜「そうですか……」

ヤレヤレ……それにしても、なんか丸め込まれた気すんのは気の所為か?

ーーーー

千冬「それじゃあ私はここで失礼する。
こちらはこちらで事後処理があるのでな」

事後処理…例のISの件か……なら仕方ないだろな……

天照大御神【ところで、“例の件”は叶えてくれるのかしら?】

千冬「まあ不本意だが、宵闇の極秘情報を聞いた見返りは必要だから仕方ないな」

天照大御神【約束よ♪】

千冬「ああ、約束だ」

≪パシューッ≫

そう言った織斑先生は部屋から出て行った。


白夜「ところでアマテラス、一つ聞いてもいいかな?」

天照大御神【何かしら?】

白夜「織斑先生に言った“例の件”って何?」

天照大御神【それは明日になるまで秘密よ】

白夜「そう……」

秘密ね…なんか嫌な予感がするけど、まあいいか……

天照大御神【そのほうが適切かもね】

まあ…そうか…そうだよな……
それから数分、気分が良くなった俺は寮へと戻った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

寮の玄関口。そこは一種のカフェテリアみたいな所だから部屋に戻る前になんか飲み物でも買って飲もうかと思って立ち寄ったものの、その気分はある一人の人間との接触ですぐ悪くなってしまった。
それは……

箒「あー……」

こいつが居たからだ。


箒「私が言いたいのは今回の戦いについてなんだが__」

白夜「なんだテメェ、人の戦い方にケチ付けんのかこの野郎。
てか、こちとらのやり方に文句付けようとはいい度胸だな。懺悔の用意は出来てんのか貴様」

箒「違う!断じて違う!別にそんなつもりは毛程にも無い??」

白夜「じゃあ何だ?
用事なら手短に言え、今疲れてんだからな」

本当なら“今すぐにでも消えろ!”って言いたいとこだが、今は要件聞くだけで勘弁しといてやるか……

ーーーー

箒「その……」≪モジモジ……≫

白夜「早くしろ。
でなきゃ容赦せんぞ」

なんだよこいつはっきりせんな……ウザったらしい……

箒「差し入れだ……」≪スッ≫

そう言って篠ノ之が出したのかチャーハンだった。
なんだよそれかよ……だったらスッと出せよたく……

白夜「まあいい。
特別に喰ってやろう」

箒「ほ…本当か??」

白夜「先に言っとくがテメェの飯を食ってやるのはタダの“残飯処理”だ。
決して勘違
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