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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第16話 決戦!クラス対抗戦 Y
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箒SIDE



箒「す…凄い……」

思わず驚いてしまった。
あのIS(所属不明IS)を倒したあの姿のあいつ(白夜)が…あの力こそが…あいつ自身の本当の力だったとは……喜びはしたが同時に恐怖も抱いた。
もしあれ程の力が何者の手によって悪用されてもすれば、間違いなくこの世は破滅の道を辿るだろうな……まあ、あいつ(白夜)だったから良いが……


マドカ「それにしても、凄まじい力だったな。兄さんの奥の手は」
簪「うん。
あんなの、アニメでの最終決戦並の凄さだったけど、それを遥かに凌駕するほどに恐ろしくて怖い。
でもかっこいい白夜、流石私のヒーロー」
セシリア「簪さんの考えてる世界、わたくし達とは全く違い過ぎててとてもついて行けませんわ」
簪「オルコットさん、私は…“簪”でいいから。
織斑さん達も」
マドカ「そうか。ならば、私達も呼び捨てでいいから」
セシリア「そうですわね、専用機持ち同士での仲ですから……
って簪さん、あなた白夜さんをあなた自身のヒーロー扱いしませんでしたか??」
マドカ「!そういえば確かに??」
簪「そうだ、白夜のお見舞い行かなきゃ」≪タタッ≫
マドカ「!貴様!それとなく話を逸らしおったな??
っというより逃がすか待て〜〜〜!!!」≪ダダッ!≫
セシリア「そうですわ!幾ら同じ専用機持ちでも逃がしませんわ??」≪ダダッ!≫

外野が煩いが……だが……
“経験か無いから駄目だ”、“訓練機では瞬殺されるのが良いオチだ”。千冬さんが言ったあの言葉が頭の中に浮かぶ……
そんな……私は…あいつの側に…一生立てないのか……?
イヤだ!そんなの絶対にイヤだ!何とかせねば!
でも…でもどうすれば……?姉さんに頼めば…いや、あいつの側に立ちたい為だけにあの人が専用機を用意してくれるとは到底思えん…なら……


私はその後山田先生に呼ばれるまでの間、ずっとその事だけを考えていた。
そう、ただそれだけを……

_______________


白夜SIDE



白夜「う…うう……」

俺の意識が回復したのはそれからどのくらい経ったのかわからないけど、取り敢えず言えるのは今は日が傾く夕方の時間帯であることだけだった。

千冬「気がついたな?」

目を開けてすぐ目にとまったのは雇い主の織斑先生と……

天照大御神【この様子なら至って問題は無いわね】

契約を交わした相手である“アマテラス”こと天照大御神だった。

千冬「大して損傷は無かったが、力の反動で神経に異常がある。
まあこの先数日間は地獄に見舞わられるだろうが、どうにか慣れろ」

そうか…俺は…《摩利支天》を抜いて力を使った影響を……

千冬「どっちにしても、お前が無事で何よりだ。
もとよ
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