第66話
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には建物の屋上に片腕の少年が立っていた!
「なっ………!?」
「気配を感じませんでした……」
少年を見たノエルは驚き、ティオは真剣な表情で呟き
「!!奴は……!」
リィンは目を見開いて驚き
「?リィンさんは知っているの〜?」
「……今の状況を考えますと、どう考えても敵である事には違いないですね。」
「一体何者なのでしょう……?」
リィンの様子を見たシャマーラは不思議そうな表情をし、エリナは静かな表情で言った後少年を睨み、セティは真剣な表情で少年を見つめ
「!!おいっ、あのガキみたいな奴は……!」
「リフィア殿下やレオン少佐から教えてもらった”結社”に属する人達の中にいた人物……!」
ランディとエリィは厳しい表情で叫び
「――――”身喰らう蛇”の”執行者”―――――”道化師”カンパネルラっ!!」
ロイドは少年――――”身喰らう蛇”の”執行者”である”道化師”カンパネルラを睨んで叫んだ!
「あれ?ボクの事を知っているんだ?レオン少佐って事は…………フフ、なるほど。”剣帝”がボクの事を話したんだね。いやー、それにしても今は”少佐”だなんて彼も出世したねぇ。」
ロイドの言葉を聞いたカンパネルラは意外そうな表情をした後ある事に気付いて、口元に笑みを浮かべて言い、そして笑顔で言い
「―――まあ、ボクの事を知っていて今更だけど一応改めて名乗っておくよ。”身喰らう蛇”が執行者、No.0――――”道化師”カンパネルラ。以後、お見知りおきを願うよ。――――特務支援課の諸君?」
自分の事を名乗った後怪しげな笑みを浮かべてロイド達を見つめた。
「あなた、もしかして……!」
「ヨナの部屋でロイドさんたちを罠にかけようとしたハッカー……」
「………そしてテロリストたちにタワーの情報を流した張本人か。」
カンパネルラの言葉を聞いたエリィとティオは厳しい表情をし、ロイドは目を伏せて呟き
「まさか例の”結社”がテロリストなんかに協力していたとはねぇ。」
ワジは疲れた表情で溜息を吐いた。
「いや〜、それにしてもまさかあんな事になるとはねぇ。テロリストや僕達を利用して黒月と赤い星座をクロスベルから一掃するどころか、二大国を混乱させるなんて、さすがのボクも驚いちゃったよ♪あの件で一番災難だったのは鉄血宰相だねぇ。大陸中でのボク達の暗躍も全て、鉄血宰相の仕業ではないかと世間では疑われているし。一体、誰があんな大それた事を考えたんだい?」
そしてカンパネルラは笑顔で言った後、口元に笑みを浮かべてロイド達を見つめて尋ね
「――――国際犯罪者に答える義理はない。このクロスベルで一体、何をしようとしている…
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