第66話
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にとって”希望”といってもおかしくない存在である”六銃士”。そして極めつけは通商会議で二大国に対して大反撃をした件によって”クロスベルの三大英雄”として称えられ、かの”風の剣聖”をも越えるクロスベルの”希望”!そんな”希望”という名の宝石が砕け散る時の煌めきを見てみたいのだよ、私は!」
一方ブルブランは高々と言った!
「あらあら……要するに私達の命を”盗る”つもりなのね?」
ブルブランの言葉を聞いたルイーネは全身から膨大な殺気を出して微笑みながら言い
「まさかあたし達に堂々と喧嘩を売ってくる命知らずがまだいたなんてねぇ?」
「全く……貴方達は敵を作り過ぎよ。」
パティルナは不敵な笑みを浮かべ、エルファティシアは呆れて溜息を吐き
「………今ここで、やり合うつもりなのか?」
ヴァイスは静かな表情でブルブランを見つめて尋ねた。
「フフ……今日は挨拶をしに来ただけだ。また近い内に会えるが日が来るだろう。今日の所はこれで失礼する。」
尋ねられたブルブランは口元に笑みを浮かべて答えた後ステッキを構えた。するとブルブランの周りに薔薇の花びらが舞い
「―――ああ、そうそう。”叡智”にもよろしく言っておいてくれたまえ。彼女の命もまた、君達のように盗む価値がある美しい宝物だからね。」
そして花びらと共にブルブランはその場から消えた!
「……退いたわね。私はあいつと会ったのはこれで初めてだけど、変な男ね〜。」
ブルブランが消えるとカーリアンは呟いた後溜息を吐き
「クク……宣戦布告とはおもしれぇっ!受けて立ってやる!」
ギュランドロスは好戦的な笑みを浮かべた。
「……一端セリカ達の元に戻りましょう。ロイド達も戻ってきているかもしれないですし。」
「……ああ。しかしこの様子だと下手したらロイド達も”結社”の”執行者”に会っているかもしれんな……」
静かな様子を纏って呟いたアルの言葉にヴァイスは頷いた後考え込んでいた。
〜ワンダーランド〜
「はあ……」
「チッ、何だってんだ……」
「でも……今の手応えは。」
ヴァイス達がブルブランと邂逅する少し前、戦闘を終わらせたエリィは安堵の溜息を吐き、ランディは舌打ちをし、ティオは真剣な表情で呟き
「くっ………――――いつまで隠れているつもりだ!?いいかげん出て来い!」
ロイドは唇を噛みしめた後怒鳴った!
「え………」
「へえ……」
「……………」
ロイドの言葉を聞いたノエルは呆け、ワジは真剣な表情で呟き、リィンは周囲を警戒していた。すると
「ウフフ――――よくわかったねぇ。」
声が聞こえ、声を聞いたロイド達が声が聞こえた方向を見つめると、そこ
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